車の買い替え時期やタイミングは?コスパの良いお得な車の乗り換え術

車を買い換える時期の見極めは非常に難しいものです。
そこで、今回は車の買い替え時期とコスパ重視の乗り換え術をご紹介します。

 

車の買い替えはコスパがいい?

1 車の買い替えはコスパがいい?

何と言っても車は持っているだけでお金がかかるものです。

車の維持費はどのくらいかかってる?これだけお金がかかってる!

地方に行けば行くほど車がないと生活できなくなり、お金がなくても車を持たざるを得ません。
車を選ぶ基準は人により様々ですが、多くの人が重視するのは「コスパ」ではないでしょうか。
例えばハイブリッドカーや軽自動車など、燃費を重視して選ぶことが現代の主流になりつつあります。

トヨタ・ヴォクシーを例に上げて燃費を比較してみましょう。
2014年1月に発売された新型ヴォクシー<ハイブリッド ZS 煌II>の燃費が23.8km/L(JC08モード燃費)に対し、2013年12月まで販売された2代目ヴォクシー<ZS 煌II>の燃費は13.6km/L(JC08モード燃費)と、1Lあたりの燃費が10kmも異なるのです。

年間1万キロ走った時、前者と後者のガソリン代を比較すると約47826円と約84615円

年間約36789円の差が出ることになります。

しかし、カタログ値通りの燃費で走ることはほぼ考えにくく、現実は更にガソリン代の出費が増えることが予想されます。
年間4万円以上の損を取るか、燃費が良く長く乗れるハイブリッドカーに乗るか、どちらが賢いのでしょうか。

車の買い替えの時期にいいコスパのいいタイミングは何月?

1.1 車の買い替えの時期にいいコスパのいいタイミングは何月?

いざ車を買い換える時、愛車を売ったお金を頭金にしようと考えますよね。
頭金は多ければ大いに越したことはありません。
では、愛車を高く売るタイミングはいつなのでしょうか。

まずは、愛車のタイプに応じて需要が見込める時期を狙う方法です。

別の記事でもご紹介したように、車には季節ことに需要が高まる時期があります。
春はミニバン、夏と秋はスポーツカーやSUV、冬は4WDが売れ筋となるため、買取業者は季節に適した在庫が欲しいと考えます。
もう一つはモデルチェンジ前です。

モデルチェンジ直後は新型への乗り換えで多くの中古車が市場へ流通するため、値崩れを起こす可能性が考えられます。
一般的にはモデルチェンジが発表されても新型が販売されるのは数ヶ月後です。
値崩れを起こす前に、素早く愛車を手放すことをおすすめします。

また車は一括査定で売るのが一番お得です。査定額に20万円以上の差が出る場合があるからです。

買い替えは節税になるってホント?税金の話

1.2 買い替えは節税になるってホント?税金の話

車を購入する際、こんな話を聞いたことがありませんか。
「4月1日に車を持っている人に課税されるから、4月2日に車を買えば良いんだよ」
これは正解でもあり、不正解でもあります。
軽自動車と乗用車では自動車税の支払い方法が異なるため、このような説が出てきたのです。
簡単に説明すると「軽自動車は自動車税が安いけれど払いすぎた自動車税が戻ってこない、乗用車は払いすぎた分は戻ってくる」ということになります。
つまり「4月2日に車を買えばいい」説は、軽自動車に当てはまることなのです。
「やった!自動車税1年分得した!」とお思いのあなた。
もしかすると車の購入金額に自動車税がプラスされているかもしれません、ご注意くださいね。

車を買い替えたら各種保険はどうなるの?

1.3 車を買い替えたら各種保険はどうなるの?

免許をお持ちの方ならば「自賠責保険」と「任意保険」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
自賠責保険こと「自動車損害賠償責任保険」は、運転する「人」にかけるのではなく車一台ごとにかける保険です。
保険は解約すれば戻ってくる、という認識が一般的ですが、自賠責保険は年度の途中で解約しても戻りません。

任意保険とは、例えばテレビコマーシャルでよく見る「ソニー損保」や「三井住友海上」が行う自動車保険のことを指します。
任意と名がつく通り、加入・未加入はドライバーに委ねられています。
任意保険は保険証書番号に応じた契約のため、車を買い替えた場合「車両の入れ替え」という手続きを取る必要があります。
場合により保険料の差額が戻ってくるという嬉しいケースもあるため、必ず車両の入れ替え手続きを行うようにしましょう。

車を買い替えたい、でも頭金がない!

2 車を買い替えたい、でも頭金がない!

車は一括払いで買うものだと考える人がいる一方、ローンでコツコツ支払っていこうと考える人もいます。
自動車メーカー各社が提供する残クレ(残価設定型クレジット)もメジャーになり、分割払いに抵抗のない人が増えてきました。
ローンを組む上での疑問として、「頭金無しでもローンが組めるのか?」という声がよく聞かれます。
ディーラーによると、頭金無しで車を購入する人は意外と多いのだとか。
特に、まとまった現金はないけれど残クレで月々の負担を軽くして車に乗りたいという若い層に多いようです。
頭金がないことに対し、ディーラーは差別をしたり対応が異なるということもないため、安心してくださいね。

新車を買う時は現金とローンどちらがお得?

ナンバーは引き継ぎ出来る?

3 ナンバーは引き継ぎ出来る?

人気のナンバーは抽選で当選しなければ割り振られません。
苦労して人気ナンバーを入手したナンバーやお気に入りのナンバーは、次の車にも使いたいと思いますよね。
しかし、ナンバーの引き継ぎはズバリ「不可能」なのです。
ナンバーは地名・分類番号・ひらがな1文字・4桁の数字(一連指定番号)で構成されているのですが、法律ではこれらすべてを引き継ぎ不可能としています。
新車・中古車どちらも、新たに車を購入した際は4桁の数字・一連指定番号のみ申請可能です。

新車と中古車、車検はどう違う?

4 新車と中古車、車検はどう違う?

新車(新規でナンバー登録を行った車)の場合、1回目の車検は登録から3年後です。
中古車(ナンバー登録済み)は初回の車検から2年後に車検を通さなければなりません。

新車と中古車でなぜ車検を通すまでの期間が異なるのかというと「故障リスクの高低」に尽きます。
新車を購入して10日後に故障するかというとなかなか考えにくいですが、中古車の場合いくら検査をして納車しているとは言え故障してもおかしくありません。
実際、筆者は納車から1ヶ月でライトが故障、2ヶ月後にパーツが外れ、7ヶ月後には使用者に落ち度がないにも関わらずサスペンション交換を行いました。

新車への乗り換えはともかく、中古車への乗り換えは維持費・修理費・車検代がよりいっそう高くなるという覚悟を持って購入するようにしましょう。

買い替えは中古車が得!社用車の買替え時期と下取りのポイント

車を買い換えるならこれを用意しよう!車の買い替えの手続きの流れに沿って解説

5 車を買い換えるならこれを用意しよう!車の買い替えの手続きの流れに沿って解説

車を乗り換える、つまり新たに車を購入する際は以下の書類を事前に揃えておくことで、手続きをスムーズに進めることが可能です。

車を買い替える時に必要なもの

5.0.1 車を買い替える時に必要なもの

・実印
・印鑑証明書
印鑑証明書はお住いの地域の市役所・区役所にて発行を受けられます。
印鑑証明が未登録の場合、まずはお住いの地域の市役所・区役所にて実印を登録する必要があります。
発行から3ヶ月以内の印鑑証明書を2枚用意すると安心です。
・委任状
委任状は国土交通省のホームページからダウンロード可能です。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000033.html
委任状はA4サイズの用紙に印刷し、実印を押印しておきましょう。
委任状の用意が難しい場合、販売店に用意してもらうことも可能です。
・自動車検査証(車検証)
・動車損害賠償責任保険証明書
・リサイクル券
この3点は車検証ケースにまとめて入れられていることが多いです。
心配な方は車検証ケースの中身を確認してくださいね。
・保管場所証明申請書(車庫証明)
自分で車庫証明を取得した場合は契約時に持っていきましょう。
販売店が代行して車庫証明を取得する場合は不要ですが、1万2~5千円程度の代行料が別途発生します。

これらの書類のほか、ローンを組む場合は以下の情報も必要です。
・銀行名
・金融機関コード
・支店名
・口座番号
・銀行の届け印

 

コスパ重視!車庫証明を自分で取る方法

5.0.2 コスパ重視!車庫証明を自分で取る方法

正規ディーラーで車を購入するとほとんどの場合、車庫証明を代行してくれます。
しかし購入金額にちゃっかり代行手数料が含まれていたりするのです。
乗り換えの際のコストを最大限減らすのであれば、警察署へ出向き、自分で車庫証明を取得することをおすすめします。
そうすることで、車庫証明で発生する手数料は全国一律2750円(軽自動車は550円)で済ませることが出来ます。

しかし、どんな場所でも車庫証明が取れるのかというと、条件を満たした場所でのみ取ることが可能なのです。
車庫証明の条件は以下のように定められています。

  • 自動車の使用の本拠の位置(個人の場合は住所地又は居所、法人の場合は事務所の所在地)から直線距離で2キロメートル以内であること。

    道路から支障なく出入りでき、かつ、自動車全体を収容できるものであること。
    保管場所(車庫)を使用する権原を有すること。

※以上の要件すべてを満たさなければ、保管場所として認められません。

 

<北海道警察ホームページより抜粋

車庫証明を取る上で骨が折れるのが、多数の書類を用意しなければいけないことです。
以下の書類はお住いの地域の警察署ホームページでダウンロードが可能のため、警察署で慌てないよう事前に用意しておきましょう。
各種書類の用意が難しい場合、警察署でも入手可能です。
これらの書類が用意できたら警察署・交通課窓口へ提出します。

警察署に提出するもの

1.自動車保管場所証明申請書(2通必要です)
2.保管場所標章交付申請書 (2通必要です)
3.保管場所の所在図(配置図)
4.保管場所使用権原書面

名義変更は自分で?それとも代行?

5.0.3 名義変更は自分で?それとも代行?

上記でお伝えした、車庫証明を自分で入手する方法を実行し、他の必要書類をすべて準備できた場合、新しい車を購入した後、もっとも重要な手続きである名義変更を、販売店やディーラー任せでなく自ら行って、購入コストを節約することも可能です。

ただし、販売店の多くが名義変更等の代行料を、自店舗の大きな利益として当て込んでいるため、大きな新車ディーラーはともかく1台至りの利益率が必要な、小規模中古車販売店の場合は、ユーザーによる車庫証明の入手や、名義変更を断ってくるケースもあります。

車の買い替えは3年?それとも13年が目安?

5.1 車の買い替えは3年?それとも13年が目安?

車庫証明の入手及び、名義変更手続きを自ら行えば、車をコスパよく乗り換えられると述べましたが、年式的に乗り換えがおすすめなタイミングは、存在するのでしょうか。

新しいモデルへドンドン乗り換えていきたい、少々ミーハー気味のユーザーは、初回の継続車検がやってくる3年目を、買い替えのタイミングに据えるケースもありますが、「経済的」な面だけで言えば、コスパ画よろしいとは言い難い。

確かに新モデルは、前述した通り燃費性能がアップしているため、日頃の維持コストが安くなるメリットはありますが、燃費向上技術競争は既に頂点の段階に達しているため、現行モデルレベルと比較し、爆発的に燃費が良いガソリン車は、今後まず誕生しないと考えるべきです。

新車への乗り換えでは、当然購入コストもかかりますが、取得税が発生する点も見逃せず、3年程度前のモデルから新型モデルへの買い替えでは、燃費差額が所得税を上回る可能性は低く、まずこれがコスパ的に良いと言えない、1つ目の理由です。

また、3年という短期間で車を乗り換えたいと考える方は、何も極度の車好きや好奇心旺盛な方ばかりではなく、車検という車の維持費中最も大きなウェイトを占めるイベントを、何とか買い替えで回避したい、と考えているケースもあります。

しかしよく考えてください、新車購入する時には本体の価格とともに諸費用が請求されますが、その中にはしっかり初回登録時の車検代・代行手数料も含まれているので、全く意味ありません。

さらに、新車登録後初となる3年目の継続車検ですが、普通の使用状況であればまず間違いなく部品交換や、大きな整備の無い状態で車検通過しますので、正直車検代が気になって乗り換えるのであれば、3年時・次の5年目車検ぐらいまでは、乗り続けておいた方がコスパ的に良いと言えます。

一方、4月1日時点で課税対象者が決まり、場合によっては還付を受けることが可能と述べた、自動車税の話をもっと詳しくすると、自動車税は初回登録から13年経過すると、軽自動車・普通車共に約20%税率がアップします。

13年目以降は、ずっと高い税率のままになりますので、長期間乗ってきた車、及び中古購入で13年目に達した車を買い替えるタイミングとして目安にするのは、コスパ的に賢明な判断であると言えます。

ローンが残ってる車は買い替えてもいい?

5.2 ローンが残ってる車は買い替えてもいい?

3年目が、コスパの良い買い替え時期と言えないと述べた訳の1つに、購入時に組むことがほとんどである、カーローンの存在があります。

大きな頭金を入れたときや、リーズナブルな軽自動車を購入したケースでは、3年以内のローンを組んでいることもあるのでこの限りではありませんが、3年以上のローンを組んでいる場合、必然的にローンが残った状態での買い替え、ということになります。

ローンが残っている車を買い替えてはいけない、あるいは買い替えできないという訳ではなく、数百万円のなる新車購入ローンを、5年以上の長期返済期間設定で購入している場合、下取り・買取査定額が残高を超えないこともあります。

その場合、全車両のローン返済と、改めて購入する車のローン返済が被り金利負担分が増すため、コスパ的に損をすることになりかねません。

イヤイヤ!車の買い替えはやっぱり走行距離が目安?

5.3 イヤイヤ!車の買い替えはやっぱり走行距離が目安?

実は、新しいモデルに乗りたい、車検コストを節約したい以外にもう1つ、3年目・5年目などの短いスパンで車買い替えを決める、大きな理由があります。

それは、一般的なユーザーより1日の通勤距離などが長く、年式の割に走行距離が非常に長くなったから買い換えたい、と考えるケースです。

この走行距離が長くなったから、早めに買い替えるという判断については、コスパ的にははっきりと「誤り」だと、お伝えしておきます。

なぜならば、車は走行距離より経年による劣化の方が激しく、不具合発生率も増えてくるためで、3年落ち辺りの年式であれば、適切な走行距離は3万km以内とされているものの、極端な話10万kmを超えているような過走行車でも、適切走行距離の車体とそん色ないほど、しっかりと長持ちします。

しかし問題は、そういった過走行車の場合あまり中古車市場での受けが良くないため、長持ちすることを買取業者はよく知っているものの、本来高い査定額が出てくる高年式車であっても、その査定額がかなり安くなってしまいます。

つまり、高年式ながら過走行気味の車体は、適切な走行距離の車体より一層、できるだけ長期にわたって乗り続け、乗り潰しを検討したほうがコスパ的に良い、という訳です。

ちなみに、この過走行と査定額との関係性はガソリンモデルより、長距離利用を見越して燃費の良さから購入を決める方も多い、HVモデルや電気自動車の方が、色濃く出てくる傾向にあります。