ディーラーは知っているけれどサブディーラーは聞いたことが無いという方が多いのではないでしょうか。
今回はディーラーとサブディーラーの違いをご説明します。
ディーラーとは
ディーラーとは、町でよく見るトヨタや日産のお店のことを指します。
正確にはトヨタなどの自動車製造メーカーから直接自動車を買い付けている「メーカー直売所」のようなものです。
また、一部の地域で特定の自動車メーカーの車を独占販売する権利を有しています。(地域によって差はあります)
ディーラーは「自動車製造メーカーの社員」ではなく「ディーラーの社員」のため「お前のところの車はリコールばかりで…」なんて文句をつけても本当はお門違いだったりします。
ディーラーのメリット
ディーラーを利用するメリットは4つあります。
- 製品に関する知識が豊富
自動車メーカーを看板を背負っている以上、中途半端な知識で対応しないのがディーラーです。
新車だけではなく生産終了したモデルまで網羅し、車の良さを120パーセント伝えてくれるスタッフの質の高さはディーラーならではと言えます。
- メンテナンス
ディーラーには必ず整備工場があり、ディーラーの規定に従い精密な点検や車検を行っています。
点検の際パーツ交換の必要があると、メーカー純正のパーツを使用します。
普段乗っていては気が付かない不備や故障などにいち早く気づき、いつでも安心して乗れるお手伝いをしてくれます。
点検の時期にあらかじめ連絡を入れてくれるため、うっかり車検や点検を忘れてしまうという事もありません。
- メーカー特有のローンプラン
残価設定型クレジット、いわゆる「残クレ」を使用しスムーズに新車へ乗り換えることが可能な点もディーラーのメリットと言えます。
月々の支払いを抑え、数年ごとに車を乗り換えたい人はディーラーを利用すると良いでしょう。
- 安心感
ディーラーのメリットと言えば、何につけても安心感があることです。
メーカー取り扱い車種に圧倒的な知識があることや整備保証が付いてくること、支払いやすいクレジットプランなど、車のことが何もわからなくてもマイカー生活を楽しむ手助けをしてくれます。
ディーラーのデメリット
ディーラーのデメリットは主に以下の2点です。
- 車検が高い
純正部品を使用することや念のための部品交換、検査項目の多さなどから車検の価格はかなりお高めです。
ガソリンスタンドやユーザー車検と比較すると、2~3万円は確実に高いと言えます。
安心を取るか値段を取るかはあなた次第です。
- 下取り価格が安い
ディーラーとしてはオーナーさんが現在乗っている車を下取りに出し、新車を購入してほしいという気持ちがあります。
そこで下取り価格をわざと低く提示し、新車購入時の値下げと相殺させる手段をとることがあるのです。
「下取りから納車まで一括でやってくれるし、しょうがないか」と考え、下取り価格が低くても納得してしまうオーナーさんが多いのも事実です。
サブディーラーとは
サブディーラーとはメーカー認定ディーラー以外のお店を指します。
お店の看板に複数の自動車メーカーの名前やロゴが描かれていることが多いのがサブディーラーの特徴です。
サブディーラーは、ディーラーから新車を購入後さらにお客様へ販売しています。
一般的な中古車販売では「ツーオーナー」扱いされますが、サブディーラーが新車を販売する場合はその限りではありません。
自動車メーカー → 正規ディーラー → サブディーラー → お客様
サブディーラーのメリット
サブディーラーを利用するメリットは以下の3つです。
- メーカーに縛りが無い
サブディーラーは自動車メーカーと直接契約を結んでいるわけではないため、各メーカーの売れ筋を仕入れて販売することが可能です。
ライバル車種同士を見比べる事ができるのは、サブディーラーならではです。
- 車検が安い
法定費用はディーラーもサブディーラーも同額ですが、総合的な車検費用は最終的にサブディーラーのほうが安くなります。
サブディーラーは車検で部品交換の必要が生じた場合、メーカー純正・新品パーツ以外にメーカー互換のあるパーツやリサイクルパーツを使用することがあるため、パーツ代を安く抑えている場合があるのです。
- 新車購入時の割引額が大きくなる可能性がある
サブディーラーは「業販価格」と呼ばれる一般客よりも安い値段で新車を購入可能です。
そのためサブディーラーが利益をほぼ無視し、かなりの値引き額を提示することがあります。
サブディーラーのデメリット
サブディーラーのデメリットは以下の2つです。
- 保障面での不安
ディーラーの場合、整備保証や中古車でも保障制度が充実しています。
一方サブディーラーの場合、店舗の経営方針により保障制度が用意されないケースがあります。
- 最新車種のメンテナンスに不安
信頼と実績の町工場として整備を任せるのはとても安心できます。
しかし、対象が最新の PHEV やコンピューター制御系だったらどうでしょうか。
メーカーを選ばないことや整備に定評があるにしても、サブディーラーが手に負えなかった場合メーカーやディーラーへ依頼することになり、最終的に整備が遅くなる可能性があります。
【ディーラー・サブディーラー】どちらが良いか性格別に判定してみました。
メリット | デメリット | 共通すること | |
ディーラー | ・豊富な商品知識 ・メンテナンスに安心感がある ・ローンプランの充実 | ・車検が高い ・下取りが安い | ・信頼できる担当を見つけること |
サブディーラー | ・取り扱いメーカーが豊富 ・車検が安い ・新車購入時の割引が期待できる | ・保障面に不安がある ・先進技術のメンテナンスに不安がある |
メリットとデメリットを並べたとき、実際のところ一長一短であることが分かります。
最終的に車の購入の決め手となるのは「アフターフォローが受けやすい」こと「バイヤーとの信頼関係」の2点と言えます。
ディーラーとサブディーラーのどちらかをあえて選ぶとしたら、購入者の性格によります。
ディーラーからの購入が向いているのは以下のタイプです。
車を初めて購入する人
どの町にもディーラーの店舗があるため突然の故障にも対応可能、かつ保障の手厚いディーラーがおすすめです。
長年特定メーカーの車に乗り、ディーラーと親密な人
信頼関係を無にしてまでサブディーラーで車を購入するメリットはありません。
ディーラーと親しくなることで車を購入する際の値引きはもちろん、アフターサービスの面でもお得になることが多々あります。
サブディーラーからの購入が向いているのは以下のタイプです。
近所にサブディーラーの店舗がある人
片道一時間かかるディーラーより徒歩5分のサブディーラーのほうが万が一のトラブルが発生した際、迅速に対応してもらえます。
長年サブディーラーと付き合いがある人
信頼関係ほど崩れやすいものはありません。
気心の知れたバイヤーさんであれば車を購入する際便宜を図ってくれるものです。
価格交渉が不得意な人
まずはディーラーで見積もりを取り、サブディーラーへ向かいます。
見積書をもとに「もう少し安くなりませんか」と一声かけてみましょう。
また車を売るのに一番簡単なのは一括査定で見積もりに出してしまう事です。
一括査定であればこういった面倒な交渉もなく、業者同士で競り合ってくれるので、もっとも高く車を売る事が可能です。
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まとめ
今回はディーラーとサブディーラーの違いをご紹介しました。
ディーラーとサブディーラーに通じることは「車の売買」のほか「信頼を売りにしている」というところです。
車を購入するとその後のメンテナンスや修理対応、買い替えなどで長い付き合いになります。
最終的に信頼できる場所から値引き・査定を頑張ってもらうのが一番とも言えます。
金額やメリットだけで決めるのではなく、営業マンの人柄を見極めるのも大切なのです。
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