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スズキのジムニーはどんな車?
その誕生は今から47年近く前の1970年、軽自動車としては初となる本格派4WDオフロード車種が、スズキジムニーです。
実は、筆者も一時所有していたことがあるジムニーは、その小さな体に似合わない悪路走破性と頑丈さ、そして何より軽自動車らしいコストパフォーマンスの良さから、スズキの予想を上回る大ヒット車種となりました。
今回はそんなジムニーが、中古車市場においてどのような価格帯で取引され、高く売るにはどうすればいいのかについて、詳しく解説をしていきたいと思います。
古い車や走行距離が長いと買い取ってもらえない?
2013年に三菱のパジェロミニの販売が終了した今、唯一無二の存在ともいえるジムニーですが、その現行モデルは1998年に販売開始された3代目モデル。
もちろん、10回に及ぶマイナーチェンジは行われていますが、デザインや基本スペックなどは実に20年もの間、大きく変更されていません。
これほどの長期間メジャーチェンジされない理由は、大きな変更で熱烈なジムニーファンの通称である、「ジムラー」が離れてしまうことをスズキが危惧しているからです。
そして、根強い人気と頑丈さから長く乗り続けているユーザーが多く、年数が経過したり走行距離が伸びている、中古出物が多いのも特徴です。
そんな低年式・過走行のジムニーでも、果たして高く売ることができるのか、ここでは触れていきます。
初代ジムニーにはプレミア感も!
現スズキ会長である、鈴木修氏の肝いりで開発が進み1981年まで11年間販売された、初代ジムニーに今でも乗っている、という方は少ないでしょう。
空冷エンジンの初期モデルは、もはやレストア対象で旧車の域に達しており、中古出物は価格応相談である、「ASK」となっていることも多々あります。
また、72年式以降の中期、76年式からの後期モデルはさすがに水冷エンジンに移行しましたが、現在の軽自動車と違う2サイクルエンジン(注)ならではのパワーや、独特のエグゾースト感などの魅力が満載。
そのため、数少ない好条件の中古出物は、あっという間に熱烈なファンに売れていきます。
よって、初代ジムニーで車両の状態が良好な車体の場合プレミア感が認められ、時に目が飛び出るような高い買取査定額が付けられることもあります。
注・・・通称「2スト」、現在の軽自動車は4サイクルであるため、ピストンが2往復する間に1度の爆発だが、2サイクルエンジンの場合「1往復1爆発」で倍になる。
結果、低排気量でありながらパワーが出たり、心臓の拍動を思わせる重く力強いエンジン音が発生する。
現実的なのは2代目モデルから
一方、11年越しのメジャーチェンジによって登場した、
こちらの2代目に差し掛かると、「あ!見たことある!」という方も多くなってくるでしょう。
初代同様の2サイクルエンジンで、1984年まで販売されていた初期型や、排気量が550CCまでだった時代の2期型はともかく、1990年式以降の3期・4期モデルであれば、いまだに現役で多く走り回ってるうえ、中古車市場での取引量もまだまだ多い。
執筆に際してリサーチしたところ、カーセンサー上に1,000台を超える販売車両が掲載されていて、走行距離10万kmオーバーである車体もざら。
中古車市場において、たくさん売られているのであれば、当然ながら買取をあきらめる必要は無く、寿命が短いとされる軽自動車でもジムニーに関しては、特にそれが顕著に見受けられます。
ジムニーはどのくらいで買い取ってもらえる?車種やカラーごとに相場を紹介
初代ジムニー、並びに2代目の2期モデルまでについては流通量も少ないですし、当サイトよりよっぽどそのオーナーの方が見識が深いため、買取相場について言及するのは割愛。
ここでは、あくまで概算ではありますが、それ以降から現行モデルに至るまでの買取相場について、年式・グレード・走行距離目安ごと一覧表としてまとめてみました。
【2代目ジムニー】
グレード | 年式 | 走行距離 | 買取相場 |
EC | 1990年 | 10~15万km | 10~25万円 |
EC | 1998年 | 8~10万km | 22~35万円 |
WWR(※) | 1990年 | 10~15万km | 18~30万円 |
WWR | 1998年 | 8~10万km | 33~47万円 |
CC | 1990年 | 10~15万km | 30万円以上 |
※WWR・・・ワイルドウィンドリミテッド
上記の表をご覧いただけると一目瞭然ですが、1990年式以降のジムニーの場合グレード問わず、一定の買取額が付けられてます。
修復歴があったり、メーターが確認できず「走行距離不明」となっている車体でも平気で販売されていることから、20万kmを超えでもしない限り、ほぼ確実に買取してもらうことができるでしょう。
ですので、この世代のジムニーを買取業者に査定依頼して、もし「ゼロ円査定」を宣告されたら、迷わず他の買取業者をあたってみることをおすすめします。
また、カラーリングは純正カラーであれば、それほど色の違いで査定額に差は出ませんが、限定車である「WWR」や、荷台がついていてアウトドア派に絶大な人気を誇る「CC」は高値で取引される傾向にあります。
とはいえ、買取価格がどのグレード・年式・走行距離でも、大きく買取業者によって変化するため、高く売るためには一括査定サービスを利用しての相見積もりが必須である、と当サイトでは考えています。
一方、現行ジムニーは廉価グレードであるXLの場合、下手をすると2代目ジムニーより、安い査定額が出てしまうこともあります。
【現行・3代目ジムニー】
グレード | 年式 | 走行距離 | 買取相場 |
XL | 1998年 | 10万km以内 | 12~20万円 |
XL | 2012年 | 6万km以内 | 25~30万円 |
XC | 1998年 | 10万km以内 | 24~28万円 |
XC | 2012年 | 6万km以内 | 50~65万円 |
LV(※) | 1998年 | 10万km以内 | 30~35万円 |
LV | 2010年 | 6万km以内 | 55~70万円 |
※LV・・・ランドベンチャー
これは、武骨でワイルドなイメージで、一見するとジープの様な見た目である2代目ジムニーの方が、少々丸みを帯びた現行モデルより、若干中古車市場でのニーズが高いから起きる現象です。
また、グレードのよる価格差が大きく特に、
ターンランプ付きドアミラー
シートヒーター
本革シフトノブ
専用16インチアルミホイール
などといった、専用の装備とデザインが追加された「LC」への評価は、非常に高いものがあります。
ジムニーは下取りに出すより買取に出した方がお得?
ほとんどの中古車において、ディーラーでの下取りより買取に出した方がお得ですが、古くて過走行気味の車体が多いジムニーという車種は、特にその傾向が強く表れます。
過走行・低年式の場合では、下取りに出してもゼロ円評価をされることがほとんどであり、最悪のケースですと買取されるどころか、1~2万円程度の廃車手数料を請求されてしまう可能性もあります。
仮に新しくて走行距離が少ない車体でも、まず下取り査定額が買取査定額を上回ることはありませんので、一円でも高くジムニーを売却したいのであれば、必ず買取業者の方をチョイスすべきと、ジムニーに関してはいつもより強気に断言をしておきます。
ジムニーを専門に扱う車屋さんもアリ!
熱烈なファン層を持つジムニーの場合、それを専門的に取り扱っている車屋さんが、全国各地に点在しています。
ジムニー専門店では、車体のカスタムや販売に合わせて高価買取も行っているので、他の買取業者での査定額に納得がいかなかった方は、ネットなどで情報を収集しそちらに持ち込んでみるのも、いい手なのではないかと考えていますが一括査定で比較をするのが一番のおすすめです。
アルファーズモービルジムニー専門店
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