目次で車の事をチェック
メルカリで車を売るとどういったことが起こるのか
スマホにダウンロードすれば、誰でも手軽に不要になったものや、自分でハンドメイドした小物などを売ることも、買うこともできると大人気になっている、フリマアプリがメルカリです。
読み終わった本を売ったとか、気に入ったアクセサリーを安く購入したなんて具合に、もう使ってる!というユーザーも多いでしょうが、最近ではこのメルカリで車も売買されていることをご存じだったでしょうか。
そこで今回は、メルカリで車を売るにはどうしたらいいのかをまず説明し、その後の手続きがどう進むのかを解説。
さらに、メルカリで車を売るとどういったメリットや、デメリットが出てくるのかについて、徹底検証してみたいと思います。
また結論からいってしまうとメルカリで車を売るより簡単なのは一括見積もりの業者にお願いする方が簡単です。
当サイトがおすすめするかんたん車査定ガイドであれば電話営業なしで車の見積もりを最高額で提示してもらう事が出来ます。
メルカリで車を売る方法
メルカリで車を売りたいと思った時のやり方は、基本的には書籍やDVD、小物等を売る時と同じです。
ただ、車の出品の場合少々入力項目が細かく設定されており、
車種やグレード
ボディカラー
年式・走行距離
車検有効期限
整備点検記録簿の有無
事故歴
などの入力する必要がありますが、よく考えると買取一括査定などでも入力する内容とさほど変わらず、かかる時間はわずかなものです。
一括査定申込との違う点といえば、売りたい車の写メをいくつか(最大4枚)撮影しアプリ上にアップする作業ぐらいですが、メルカリ上でしっかりとフォーマットができているので、誰でも数分あればスムーズに行えます。
メルカリで車を売った場合の名義変更の仕方
出品自体は誰でも簡単にできますが、中古車の場合他の商品と違って取引後に必ず、「所有者の名義変更」をしなければならず、個人間取引であるメルカリの場合、それをユーザー自身が進めていく必要があります。
ですので出品前に、まず購入者に必要な
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書
- リサイクル券
をそろえておかなければなりませんが、ほとんどの場合これらは車検証入れなどに入れられて、車のダッシュボードなどでしっかりと管理されているはずです。
唯一、自動車税納税証明書だけは紛失している可能性や、うっかり納税を忘れているケースもあります。
紛失している場合は再発行を、納税がまだの場合は必ず自動車税を事前に納付して、納税証明書を確保しておきましょう。
またトラブル防止の観点(注)から、購入者の方が車両本体や各書類がそろった時点で、自ら名義変更をするのが基本です。
ですので売り手側は、上記の書類等に加えて、
2. 譲渡証明書(※要押印)
3. 委任状(※要押印)
を購入者に届ける必要もあります。
注・・・出品者が名義変更を済ませて、売却をすることも手続き上は可能。
しかし、もしも名義変更後にキャンセルされ連絡がつかなくなったうえ、その車体が事件や事故等に遭遇すると、落札者にとって大きなトラブルの原因となってしまう。
メルカリで車を売るメリット
書類の準備等に、少々手間がかかるとはいえすべてが揃ってしまえば、あとは出品をして落札希望者が現れるのを待つのみ。
下記画面は実際に出品されていたものですが、
※引用https://www.mercari.com/jpメルカリ公式HPより
いたって簡単に、特に専門知識もなく愛車を不特定多数のユーザーへ売り込めることが、このメルカリ最大のメリットといえます。
また、メルカリで車をスムーズに個人間取引できた場合、プロの車業者が介入しないため、
買い手側・・・諸費用という、車体価格に車販売業者が加算してくる出費分、購入費が節約可能。
という、双方にとって都合のいいメリットが出てくる可能性もあります。
買い手の立場に立って、上記の車体のついて言うなら、執筆時点で2年近く残っていた車検と、書いている車体の状態に「偽りや見逃しが一切ない」のであれば、確かにお買い得ということができます。
また買取相場感から言うと、
※引用https://www.mercari.com/jpメルカリ公式HPより
上記条件の中古車を仮に買取業者で査定した場合、いくら車検が残っているとはいえここで設定されている15万円という額は、とてもではありませんが得られないでしょう。
つまり、メルカリでうまく愛車が売れれば、買い手・売り手双方得をする、「WINWIN」な取引をすることが可能だということです。
また、気になる金銭の受け渡しについても、メルカリ運営がしっかりと仲介をしており、購入者が車体や書類の到着を確認するまでは、代金の管理をしてくれるため、余計な金銭トラブルのリスクも緩和され安心です。
メルカリで車を売ると手数料はどのくらいかかる?
メルカリの場合、そのアプリダウンロードは無料ですし、年会費などといったものも存在しません。
また、たとえそれが数十万円を超える中古車であっても、出品に関して一切費用が発生することはないので、
「買取業者では査定が付かなかったので、試しに出品してみる。」
なんてことも可能です。
メルカリを使ってお金が掛かってくるのは、出品した商品が売れてからで、出品者は販売価格の10%を、メルカリに支払わなければなりません。
つまり、先程紹介した車体であれば1万5千円が手数料となるので、出品者が受け取れる売却益は13万5千円ということになります。
この程度であれば、まだ買取業者の出してくるであろう査定額を、メルカリで売れたときの売却益の方が上回ると、査定士経験もある筆者は考えています。
また、人気車種であり高年式・低走行車だからと、販売額を高く設定してそれが売れれば、必然的に手数料も増えてきます。
仮に100万円で売れた場合、実に10万円もの高い手数料が、必ず発生してくるということです。
こんなに手数料がかかるなら、メルカリで売っても得をしないと考えてしまうかもしれませんが、これでもまだまだ中間マージンに比べれば、正直言ってなんてことはないレベル。
メルカリに出品をした車があっさり売れる値段設定とは、中古車販売市場で同レベルの中古車が、もっと高い販売価格設定をされていた時です。
つまり、販売店で100万円の販売相場である「A」という車種の全く同じような車体が、メルカリにおいて80万円で出品されていれば、落札される可能性が高くなるということ。
そして80万円で売れれば、メルカリに支払う手数料は8万円と高額にはなりますが、中古車店での販売価格が100万円の車体の買取業者の査定相場は、セオリーから言えばその6割程度。
つまり、「A」という車の買取業者での査定相場は、間を取った場合でも65万円ほどであり、80万円で売れ手数料を除く72万円がゲットできた場合、プロを介するよりメルカリで売ったほうが得をする可能性が高い、という訳なのです。
メルカリで車を売るデメリット。トラブルも多いって本当?
ここまで良いことばかりを並べてきましたが、メルカリに限らずプロを仲介しない中古車の個人間取引には、デメリットやトラブルの種が目白押し。
ここでは、メルカリでもし愛車を売ることにチャレンジするなら、どんな点に注意すべきなのかについて、まとめておこうと思います。
そもそも適切な販売価格設定ができる?
メルカリでは、愛車を自分の望みの金額で売ることができますが、「そんな高い価格では売れないだろう」と、筆者が思う販売価格設定の車もたまに見かけます。
欲が出てしまうのは仕方のないことですが、あまりに高い販売価格ですといつまでたっても愛車に誰の目も止まらない、という事態になりかねません。
特に売却を急いでいるわけでもない場合は、キャンセル手数料などもかからないので問題ありませんが、急いで車を売却する必要があるケースでは、ハッキリと不向きであるとしか言えません。
また、先ほどメリットの中で、同じ車種の中古車販売相場を下回っていれば、メルカリで愛車が売れやすいと述べました。
しかし安きにすぎた場合、手数料の発生によって買取業者にあっさり売っていた方が楽チンで、利益が出る可能性も大いにあります。
いずれにせよ、車について素人であるメルカリ利用者が、状況によって目まぐるしく変わる車の価値を見極めて、高くもなく安くもないメルカリ手数料も考慮に入れた「適正販売価格」の設定を、完璧にできるとは思えません。
現車確認とかはどうやってしてもらう?
メルカリでは、画像や文字であれこれと車体の状況を知らせることはできますが、とはいえ出品者も購入者も素人ですから、それだけで車の状態をしっかりと把握することは無理。と申しますか、そんなことはプロの車屋さんでも不可能で、だから買取業者は実車査定の前に具体的な査定額について、あまり言いたがらないのです。
では、直接車を見に来てもらおうといっても、遠方の方である場合ではそれも非常に困難です。
そして、トラブルを未然に防ぐべく購入者事情で現車をチェックできない場合、
「ノークレーム・ノーリターン」
を表記している出品者も、当然たくさんいます。
しかしメルカリでは、商品到着後の返品可能なケースとして、以下のような取り決めをしています。
※※引用https://www.mercari.com/jpメルカリ公式HPより
また、仮にノークレーム・ノーリターンと記載していても、出品者は返品対応や保証をしなくてはならない、とも定められています。
つまり、仮に商品として車が届いた際に出品時の表記と異なると購入者が判断した場合は、返品されてしまう可能性があります。
故意に傷について隠していたり、修復歴があることを黙っていたケースでは致し方しかないことで、購入ユーザーを保護するための取り決めとしては、至って当たり前の内容となっています。
問題は、故意ではなくても出品者が車の素人ですから、キズやエンジンの不具合などなど、説明文に明記するべきポイントを、見逃してしまうことが多々あることです。
また、仮に現車チェックができたとしても、購入者自身もまた車の素人ですのでその場では大丈夫と判断しても、後から不具合を見つけてクレームをつけてくる可能性が、全く無いとは言い切れません。
返品ならまだしも、お金が大きく動く車の個人間取引の場合、最悪訴訟沙汰にまで発展することもある。
高額になってくる、車の個人間取引におけるクレーム対応は非常に困難であり、高く愛車が売れる可能性もあるメルカリのメリットを、すべて打ち消すほどの強いデメリットだと、筆者は考えています。
あんな大きなものどうやって送る?配送方法
購入者が、出品者の近所に住んでいるケースではそれほど問題ありませんが、全国各地に住む不当体多数のユーザーに対して愛車をアピールするわけですから、とてもとても自分で車体を直接渡せない、遠方からの落札だってあり得ます。
そういった場合は車の配送を手掛ける陸送業者を自分で手配して、一定の費用を支払って購入者へ送る必要が出てきます。
一般的な陸送業者の場合、普通車を福岡から東京まで届けると、おおむね4~5万円の費用がかかります。
ですので出品者は、メルカリへの手数料のほかに、陸送費用分も頭にいおいて販売価格を設定しなければなりません。
また、困ったことに陸送代は、
車体の大きさ・重さ(大きく重たくなるほど基本料がアップ)
によって決まり、車体が新しいとか古いとか、販売価格が高いとか安いとかいった要素で一切変化しません。
ですので、販売価格が安いのに大きくて重たい車体を、遠方に住む購入者へ陸送業者に依頼して送った場合は、最悪赤字になってしまう可能すら出てきてしまうのです。
車体が大きく重い車種といえば、
トヨタ ランドクルーザー・ハイエース
日産 キャラバン・ホーミー
あたりになりますが、こういった車種で価値も下がってきた低年式・過走行気味に車体の場合、メルカリに参加する一般ユーザーは「維持コストがかかる」と判断して、かなりの安値でないと、おそらく購入希望者が現れません。
必然的に赤字に陥る可能性が増してきますが、こういった海外で人気の高い車種を欲しがる専門業者はたくさんいますので、メルカリで売るのはやめておいて、そういった専門業者探しをした方が無難でしょう。
また、廃車するにしてもこういった車は鉄パーツが多く高値で取引され、返還される重量税なども高額ですので、
などといった廃車の買取を得意とし、税金の返還手続きも併せてしてくれる、全国対応の専門業者に持ち込んだ方がお得です。
車体のみの買取や車の部品のみの買取も可能?
メルカリでは車体の出品のみならず、
オーディオ関連
チューニング・ドレスアップパーツ
などを出品し売ることも可能で、むしろこちらの方をメインに考えているユーザーの方が、メルカリには多く参加している傾向にあります。
ここまで散々述べてきたデメリットは、車本体を売る時に発生する事であり、こういった車関連パーツ等の場合は、そもそも名義変更の必要がないため、書類を準備する手間もかからない。
画像と説明文だけで商品の状態を確認するのも、車本体に比べればずっと簡単で価格設定も非常にしやすく、値段そのものが車本体ほど高くないため、個人間取引によるトラブルの発生リスクも断然低くなります。
また、タイヤやホイールなど少々大きな商品を遠方への配送する場合でも、メルカリがヤマト運輸と共同で用意している、「大型らくらくメルカリ便」なら、全国一律料金で発送できるので安心です。
メルカリで売るより一括査定で車を売った方がはるかにお手頃で簡単
結論的なことをまとめますと、メルカリで車を売ると業者を挟まないため、中間マージンを省いた高い売却益が得られる可能性はあるものの、
- ユーザーの購入意欲に訴え、かつ利益を出すことが可能な、正しい愛車の販売価格設定が難しい。
- 落札者が遠方におり現車確認ができない場合、クレームの発生リスクが大幅に上がる。
- 仮に現車確認できても、相手が素人には違いないので、販売後のクレーム処理が大変。
- 10%である販売手数料や、陸送費用を計算に入れないと、かえって損をすることがある。
などといったデメリットや、トラブルの発生リスクがどうしても付きまといます。
以上の点からメルカリで車を売るより、名義変更などの手続きもやってくれるうえ、車両の受け渡し方法なんて一切心配する必要のないプロの車買取業者に頼んだ方が、やはり無難で便利だと考えています。
そして、カーセンサーやかんたん車査定ガイドのように、車買取のプロが集結した一括査定サービスを用いれば、さらに高い査定額をゲットできる可能性が増してくる。
ですので当サイトとしては、愛車を安全にかつ高く売りたいのであれば、メルカリで大きなリスクを伴う個人間取引をするより、手軽で簡単に利用できる一括査定の方を選ぶべきだと、最後に強く推薦したいと思います。
車を売る際の注意点。車売却初心者がトラブルに会わない為に行う事
日本一有名な車の一括査定
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