車の売却経路はディーラーや買い取り業者だけではないという事をご存知でしょうか。
今回は車の個人売買のメリットとデメリットをご紹介します。

個人売買

車の個人売買とは

車を個人売買する友人同士

愛車の故障は大切に乗っていれば乗っているほど悲しいものです。
修理に出して乗り続けるか、はたまた断腸の思いで買い替えるか、悩みどころです。
そんな時、友人や知人に「その車譲ってくれない?」と言われたら、あなたはどうしますか?

車の個人売買は販売経路としてはメジャーなものです。

ディーラーで査定が付かなかった車を譲ってもらい、自分で修理して乗るという人も中にはいるのです。
ディーラー査定額0円だしタダ同然で譲ってあげようという気持ちにもなりますが、個人売買は気を付けなければ警察沙汰、なんてこともあり得ます。

車の個人売買で警察沙汰になった時の画像

個人売買でトラブルを起こしたくない方には一括査定をおススメしています。

一括査定は業者があなたの車を一番高く購入する為に競り合うので、もっとも高く車を売る事が出来ますよ。

 

車の個人売買を行うメリット

車の個人売買を行うメリット

個人売買を行うメリットは大きく分けて2つあります。

取引が簡単

名前の通り、車のオーナーに直接価格を交渉し、ほぼ即決で車を購入可能です。
今ではtwitterやFacebookなどのSNSで見知らぬ人ともすぐに連絡でき、車の写真も送信しあえるようになったため、車の個人売買がしやすなっています。
また、個人売買の掲示板を利用することで、なかなか手に入らない古い車種でも購入できる可能性があります。

すぐ乗れる

とにかく今すぐ乗れればいい、走行距離が15万キロ走ってようが関係ないという場合、個人売買がおすすめです。
書類を交わす必要もなく、車検が残っている車を購入すれば引き渡し直後からすぐに乗れます。
安価な車を乗りつぶす目的で購入するならば、わざわざディーラーに出向く必要が無く非常に便利な方法です。

車の個人売買を行うデメリット

車の個人売買を行うデメリット

実際のところ、個人売買はデメリットやトラブルが非常に多いと言えます。
個人売買のデメリットは以下の通りです。

保証なし

個人売買の場合、ディーラーのような保証プランはありません。
購入した翌日に動かなくなっても、そのリスクを承知で購入したとみなされ、自分で修理するしかないのです。

現物渡し

おおよそのオーナーさんは車内を清掃しているはずですが、まれにペットの毛、煙草の灰、子供の食べこぼしなどが残った状態で渡されます。
自分の車に他人の形跡がありありと残っているのは、あまり地持ちが良いものではありません。
きれい好きな人には絶対におすすめできません。

車の査定前の掃除はどこまでやる?車を高く売るマル秘洗車術

名義変更が面倒

車の取引そのものは非常に楽ですが、車を譲り受けたという事は名義変更を行わなければいけません。
ディーラーやサブディーラーの場合、中古車を購入しても書類の処理はすべて代行してもらえます。
しかし、個人売買の場合、自ら運輸支局へ出向き、名義変更を行う必要があるため面倒です。

ディーラーとサブディーラーの対応の違いを比較

詐欺に遭う可能性

ディーラーやサブディーラーのように実績と信頼を売りにしている業者ではなく、一個人から車を購入するため、信頼関係はほぼないに等しいのです。
自動車売買の詐欺については、次の項目で詳しくご紹介します。

車の個人売買は詐欺に注意

車の個人売買の詐欺師が人を騙そうとしている

知人や友人から購入するならまだしも、インターネットや地元掲示板で知り合った人から車を購入する際は注意が必要です。
個人売買は以下のようなトラブルが続発しており、詐欺罪に問われた逮捕者も出ています。

 

  • 車が動かなくなったから金を返せと言われた
  • 車の引き渡し後に代金を振り込まれなかった
  • 納車前に頭金を振り込んだら連絡が取れなくなった
  • 拝み倒されて分割払いにしたが、一度も振り込まれず消息不明になった
  • 車を売却後、名義変更を依頼しても連絡が付かず自動車税を払わなければいけなくなったなど

詐欺を防ぐにはどうしたらいいの?

個人売買詐欺師と戦う警察官

個人売買にトラブルはつきものですが、詐欺に遭わないために注意したいことをご紹介します。

直接取引が鉄則

詐欺の実例を見てみると金銭トラブルが非常に多いことが分かります。
車輌と代金は現物同士で交換することが望ましいです。
金利なし分割払いを強く希望されても、応じないほうが良いでしょう。

書類を交わす

車輌とお金を交換するだけではなく、必ず名義変更に必要な書類を持参してもらうようにしましょう。
名義変更を行わなければ、いつまでもあなたが自動車税を納めなくてはいけません。
金銭トラブルを避けたい場合、契約書を作成するのも一つの方法です。
やむを得ず分割払いを了承したが相手の不信感がぬぐえない場合、料金未払いの際法的措置がとれる「公正証書」を作成するという方法もあります。

個人売買のトラブルを防ぐには

個人売買のトラブルを防ぐには以下のポイントに気を付けましょう。

  • 売る側は車のデメリットを隠さない
  • 買う側はデメリットになりそうな個所を事細かく質問する
  • 取引の際、車の状態が売り手の申告と一致しているか確認する
  • 取引は車輌とお金を直接交換する
  • 必要な書類を把握し、あらかじめ準備しておく

車を売る際に必要な手続きと書類まとめ。個人でも手続きは行える?

個人売買成立後は名義変更と車庫証明を申請しよう!

車の個人売買を行う上で必要な書類

無事売買が成立したら、まずは名義変更と車庫証明が必要です。
名義変更は運輸支局、車庫証明は警察署で手続きします。
なお、名義変更は前のオーナーさんにも協力してもらわなければいけないため、売買の前に以下の書類をそろえておく必要があります。

○前のオーナーさんが用意する書類

印鑑証明(3?6か月以内のもの。3か月以内のものが望ましい)
・譲渡証明書(前のオーナーさんの実印が必要)

・自動車検査証
・自動車税の納税証明書(紛失した場合、普通車は各都道府県の税事務所、軽自動車は市役所で再発行を依頼)
・自賠責保険証明書
☆委任状(名義変更を次のオーナーに一任する際のみ必要)

○現在のオーナーさんが用意する書類

☆自動車保管場所証明書(名義変更前に車庫証明を取りましょう)
・印鑑証明書(3?6か月以内のもの。3か月以内のものが望ましい)
○ 移転登録申請書と自動車税・自動車取得税申告書(運輸支局内で購入)
○ 委任状(名義変更を前のオーナーに一任する際のみ必要)

車の個人売買のQ&A

さてここまで、個人売買で発生しかねないトラブルやその回避法、さらに手続きなどについて触れてきましたが、個人売買は一般の買取業者への売却以上に経験値が低く、たくさんの疑問を抱えている方もいらっしゃるはずです。

そこでここでは、出てきそうな車の個人売買の疑問点を「Q&A方式」で、いくつかお答えしたいと思います。

Q:車を個人売買した後の「税金」支払いはどうなる?

A:まず初めに、車の売却で一定の収入が出た場合、それが給料以外の収入として所得税の課税対象となり、確定申告をする必要があるのでは?、と考える方がいます。

結論から言うと、この場合「譲渡額」に税金がかかるのではなく、あくまで「譲渡益」に対して税金は貸せられるため、基本的に新車価格や中古購入時のコストを数年後の転売額が上回ることはないですから、自動車の個人売買で所得税が発生することはまずありません。

例外的に、非常にレアな車種でプレミアがついていたり、たくさんの高額装備が付属しているケースで、購入時より高く売れた場合は、課税対象になる可能性もあります。

しかしそれでも、車の譲渡益には最大50万円の特別控除があるため、100万円で購入した車が個人売買で150万円以上で売れたケース以外は、所得税について心配する必要はありません。

次に、自動車を持っている方なら、毎年5月末な納付期限となる、「自動車税」をご存じのはずですが、この自動車税は4月1日時点で確認された所有者(使用者)に、納税義務が発生します。

ですので、もし4月・5月周辺で車を個人売買するときは、売買契約後に自動車税分を買い手に要求しても通りにくいですから、販売価格に自動車税分をあらかじめ上乗せしておくべきでしょう。

また、2・3月の取引で名義変更がスムーズに行われなかった場合、翌年分の自動車税納付書が売り手側ユーザーに渡ることになるため、場合によって金銭的トラブルになることもあります。

トラブル防止のため、買い手の立場なら前述した必要書類などを準備し、素早く名義変更をするべきですし、売り手側になったときは早い手続きを求めて、変更後の車検証のコピーなどを送付する旨、きちんと確認をしましょう。

ちなみに、一般く中古車販売店で車を購入する際は、もれなく消費税がかかってきますが、個人間取引の場合は発生しないのも、個人売買が持つ大きなメリットです。

Q:個人売買をした場合、ナンバーは引き継げる?

A:この疑問については2つのパターンを解説すると、近隣に住んでいるユーザ通しであって、管轄陸運局が共通する場合、個人売買をして名義変更をしてもナンバーを変更する必要はないため、そのまま引き継がれることになります。

一方、遠方のユーザーとの売買で所轄陸運局が異なるケースでは、名義変更時旧ナンバーの返納と、新ナンバーの付与されるため、事実上そっくりそのまま引き継ぐことは不可能です。

ただし、買い手側ユーザーで、仮に平仮名表記の後に記載されている、「○○―○○」というナンバーが気に入ったケースでは、名義変更に併せて希望ナンバー申請することで、抽選結果によりますが引き継ぐことが可能です。

Q:車を個人売買した場合リサイクル料ってどういった扱いになるの?

A:法律が制定されてかなりの年数が経過したため、基本的に現在公道を走っている車体はすべて、廃車時の解体費用の一部である、「リサイクル料」が預託済です。

その証なのがリサイクル券で、それさえあれば個人売買と言えど廃車時に、改めてリサイクル料が発生することはないので、基本的に心配しなくてOKです。

個人間取引に慣れたユーザーの場合、中古車販売店のようにこのリサイクル料を、きっちり車体本体価格と別して請求してくることもありますが、不慣れな初心者の場合チェック漏れしていることも多くなります。

また、非常にまれなケースとして、継続車検時の納付が義務されたのが2005年1月ですから、10年以上車検を受けずに放置されていた車体の場合、理論上リサイクル料が預託されていない可能性もあります。

リサイクル券の存在が、画像などで確認できれば問題ありませんが、紛失しているケースなどで万が一が心配な場合は、個人売買の前に「自動車リサイクルシステム」のHPで、該当する車両情報を入力すれば、預託済かどうか確認することもできます。

Q:ぶっちゃけ個人売買で故障車って売れるの?

故障車車売却マスター

A:はっきり言うと、故障車も【売れます】
なぜかというと、故障車を買い取り自分で修理して乗るユーザーが存在し、中には修理段階を楽しむために、わざわざ故障した車体を狙っている、マニアックな方までいます。
故障車は安く購入でき、修理して転売を目的としている人にとってかなり得をするケースもあります。
逆に故障を隠して車を売却すると「詐欺」に当たる行為とみなされるため、故障がある場合は必ず申告し、両者納得したうえで売買を行いましょう。

オーバーヒートの原因と修理費。故障車は売れるのか?

Q:車の個人売買ができる掲示板などがあったら教えてください

A:車を個人売買できるところと言えば、ヤフオクやメルカリなどのサービスが有名ですが、もっと車の売買に特化した、「掲示板」のようなところを探しているユーザーもたくさんいます。

利用車が比較的多く、補償やサポート体制などもしっかりしている所を挙げるなら、

などがあります。

ヤフオク同様のオークション形式から、メルカリに近い固定額定時形式など、出品スタイルや手数料、メリットやデメリットがそれぞれ違いますので、自分に合ったものをチョイスしてください。

車を売るなら個人売買と買い取り業者ではどちらがお得?

個人売買は安く早く車が手に入るという反面、ディーラーのような安心感はありません。
車を売却する際、ディーラーで査定価格が0円だとしても一括査定を使用することで個人売買以上の値が付く場合もあります。
無用なトラブルを避けるためにも、個人売買を避け信頼できる買取業者へ査定を依頼することをおすすめします。

個人売買 ディーラー・中古車販売業者
メリット デメリット メリット デメリット
比較的安く購入可能 保証なし 価格に見合うスペックで提供される 価格が割高
査定額のつかない車も売却可能 現物渡し 整備保証が付いている ディーラーは査定額が付かないこともある
古いモデルが見つけやすい 書類の処理が面倒 書類を交わし売買契約が成立している
取引が簡単 金銭トラブルが多い 購入後のメンテナンスが安心
すぐに乗れる 購入直後の修理もすべて実費 ローンを組める
一括査定で故障車でも高値が付く可能性がある

一括査定で故障車を売るなら廃車ラボがおすすめです。

廃車ラボには持ち込みで買い取ってもらえる?評判を解説 

まとめ

今回は車の個人売買のメリットとデメリットをご紹介しました。
故障車を売却する際、手軽な反面トラブルが多い個人売買を利用するより、信頼できる業者と取引でき高値が付く可能性がある一括査定がおすすめです。
ディーラー査定額0円でも、まずは気軽に一括査定を利用してみてくださいね。

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