流線型のボディーに、他の車を軽く置き去りにする疾走感。
羨望のまなざしを集めることも多いスポーツカーですが、その販売価格は通常の車種より高額なことがほとんどです。
ただ、いざそれを手放すとき、実はあまり高く査定されないことも出てきます。
そこで今回は、まずスポーツカーとはどういった車なのかその概要について軽く触れた後、その売却相場傾向について全体像を説明。
さらに、そんなスポーツカーを高く売却するには、どのような点に注意すべきなのかを述べていきたいと思います。
目次で車の事をチェック
スポーツカーって何?
こういってしまうと元も子もなくなるのですが、車業界的に言っても明確にスポーツカーという定義はなく、実に曖昧なジャンルなのがこのスポーツカーです。
ただ簡単にジャンル分けすると、スポーツドライビングを楽しむために、高速で走行する際のエンジン性能や操作性、空気抵抗などを計算しながら設計開発されている車種を日本ではスポーツカーと呼びます。
1960年代ごろから国内メーカーは積極的にスポーツカーを製造・販売し始め、1980年代の後半から1990年初頭に全盛を迎えます。
この頃まではまさに百花繚乱、
日産・・・スカイラインシリーズ、フェアレディZ、シルビア、180SX
ホンダ・・・NSX、シビック、インテグラ、プレリュード、ビート
三菱・・・エクリプス、ランサーエボリューションシリーズ
マツダ・・・RX-7、RX-8
スバル・・・インプレッサシリーズ
等など人気車種が目白押しで、特に若い世代から人気が高いジャンルであり、それに合わせて中古車市場での上記車種の買取相場も高値で推移していました。
しかし、バブルの崩壊と若者の車離れによって需要が激減、公道のあちらこちらにいた走り屋小僧は消え去ってしまいました。
当時を知る筆者としてはさみしい限りですが、正直に言ってスポーツカーは現在ミニバンや軽ハイトール、そしてエコカーなどの人気に押されて、不人気ジャンルの1つになっています。
スポーツカーは買取で売れない?スポーツカーを売るのは大変なの?
では、スポーツカーは全く売ることができないのか、と言えばそういう訳ではありません。
ただ、しっかりとした売却利益を得るのはとても大変で、それはスポーツカーであるがゆえの理由がいくつか存在します。
スポーツカーの売却価格相場動向
全盛期も今は昔、はっきりとスポーツカーと呼べる現行車種は、
トヨタ 「86」
マツダ 「ロードスター」
ホンダ 「S660」「NSX」
日産 「GT-R」「フェアレディZ」
ダイハツ 「コペン」
辺り。
この現行スポーツカーは、どれもいまだに根強いファンがついているため状態の良い車体の場合は、中古市場でも高い買取相場がつけられています。
特に、新車での入手が困難な状況が続いているホンダの軽スポーツS660に関しては、時に新車価格を上回るプレミア販売価格がついているケースまであります。
しかし、現行での販売を終了しているスポーツ車種の場合、現在新車人気の高いミニバンやRV、ハイブリット車種に比べると、その売却価格相場はかなり低めに見積もられているのが現状です。
そこで以下では、現行スポーツ車種とはその売却相場が大きく異なってくる、往年のスポーツ車種に絞って話を進めていくこととします。
スポーツカーが買い叩かれてしまう訳とは?
前項でも述べたとおり、その売却相場は低くそれは、
経年による車体・エンジンへのダメージと過走行傾向。
歴代ユーザーが若年層で、乗り方・扱い方が荒い場合が多い。
カラーリングが比較的派手で奇抜。
マフラーやホーン、ステアリングや足回りなどに過度な改造点がある。
などがその主な理由です。
しかし、きれいに管理され走行距離もそれなりの車体であれば、いくつかの注意点を守ることにより、意外に高い買取査定を受けられるケースもあります。
スポーツカーを売る時に注意する事
何も考えずに、買取専門チェーンなどでスポーツカーを査定すると、ほとんどの場合安い売却益しか得ることはできません。
しかし、スポーツカーでも高く売り抜く方法が無いわけではないので、ここで述べていく事柄をしっかりと実行してみてください。
注意点その1「専門知識を持った店に売る!」
スポーツカーは、そのニーズの幅が現時点では非常に狭くなっているため、大型中古車チェーンでもその在庫が少ない。
そのため、一般的な中古車店や買取チェーンでは取引回数が少ないことからスポーツカーのスペックに関する知識が乏しく、せっかくの高性能をきちんと理解できないまま、安い買取査定をしてくることがあります。
なんでもそうなのですが、需要の幅が広くなくてもそれを専門的に扱う店が存在し、スポーツカーにも専門店があります。
看板にデカデカと、それを記している店もありますが無い時は一度街中を走って、実際に並んでいる中古車ラインナップをチェックしてみてください。
目立つ場所にスポーツ車種を何台も並べているところは、ある程度愛車のスペックについて適切な評価をくれる、専門知識を持ったスタッフがいると判断してもいいでしょう。
注意点その2「パーツを一緒に販売している店に売る!」
道路交通法に反する改造は別にして、純正部品を用いたチューンナップやアルミホイールなどによるドレスアップは、しっかりと売却先を見極めればプラスに査定されるケースも少なくありません。
車の買取をしている業者の中には車体販売に合わせて、アルミホイールやサスペンションなどの足回りから、チューンナップパーツなどを併売しているところがあり、そこを狙ってみるというのも1つの方法です。
注意点その3「直販型の買取店に売る!」
スポーツカーへのニーズは少ない、と述べましたがその分少ないそのニーズは非常に濃度が濃く、欲しがっている方は心の底から欲しがっているため、必死になってそれを探しています。
そのため、全国に巨大な販売網を持つ直販型買取店では、状態のいいものであればスポーツカーも、高価買取対象にしている場合も多くあります。
ただしこれは、オークション転売型の買取チェーンでは通用しない理屈ですので、注意が必要です。
注意点その4「1店舗だけに見積もりを絞らない!」
上記の注意点に共通することですが、スポーツカーに特化した業者も、パーツを併せて取り扱っている店のスタッフもプロですから、ユーザーがその売却に苦労をしていることを十二分に知っています。
そのため、それらを見つけても1店舗だけでの査定では、必ずと言っていいほど足元を見た、本来の査定額より低い値段を示してきます。
スポーツカーを高く売るために、最後にお伝えしたい注意点は、
相見積もりは必須!
ということ、はっきり言ってこの注意点が最も重要ポイントです。
ただ、1店1店見積もりに回るのはとても大変ですが例えば、エイチームが運営している簡単車査定ガイドなどでは、簡単入力で最大10社への査定依頼が可能。
大手直販型チェーンから専門店まで、様々な業者が参加しているので、これら一括査定サイトを駆使して、複数の業者からの買取査定を受けるよう心がけましょう。
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