ドイツ語で「大衆車」を意味するフォルクスワーゲンですが、その実はアウディーやベントレー、さらにランボルギーニやポルシェといった高級ブランドを傘下に収める、ヨーロッパ最大の自動車製造グループをさします。

フォルクスワーゲンの査定相場は?

・日本でのワーゲンとは「タイプ1」のこと

「フォルクスワーゲンの査定」というと、厳密にはポルシェやブガッティなどの超高級車種や、ゴルフ・ポロなどといったコンパクトカーの査定状況まで網羅する必要がありますが、そんなことは一記事では不可能。
今回フォルクスワーゲンと故障して紹介していくのは、日本国内で「ワーゲン」と長く呼ばれ続け時にその姿かたちからカブトムシを意味する「ビートル」の相性がつけられていた2ドアセダン車種の「タイプ1」及びその後継車種であるニュービートルと、ザ・ビートルです。

ニュービートルの概要と査定状況

その開発開始は1933年、ドイツのヒトラーの肝いりで製造され2003年にその生産が終了している初代ビートルの説明は後のお楽しみに取っておいて、まずはその後継でもっと今国内での中古車数が多いニュービートルについて触れておきましょう。
1998年に、同社の4代目ゴルフのシャーシを利用して開発・製造されたこのニュービートルは、翌年から日本でも販売開始。
当初左ハンドル仕様しかなくそれほど需要が伸びませんでしたが、そのキュートな見た目と右ハンドルの登場によって、かつての初代ワーゲンファンだけでなく、女性層からの熱い支持も徐々に集まりだしました。

比較的人気があるのは、6速AT設定のみとなっている日本用に改良された2008年以降の最終モデル。
とはいえ、年内での生産終了が発表された2010年3月に発売された、新車価格250万円ほどの「プライムエディション」の走行距離も3万kmに届かず、修復歴もない良車が160万円程度で販売されているので、その買取相場も100万円には届きそうもありません。
また、同モデルでも2017年時点で7年落ちですから年式なりの7万km辺りまで走っている車体はカラーリングボディー状態にもよりますが、35?45万円程度の買取相場と日本車のそれに比べると輸入車らしくグンと下がってしまいます。

ザ・ビートルの概要と査定状況

一方現行のワーゲン、つまりビートルの最新系である2012年発売開始のこちらは、初代ビートルの特徴的なフォルムを前述したニュービートルより忠実に再現しているばかりでなく、日本での需要拡大の最大のデメリットとなっていた燃費性能が格段にアップ。
販売後も音響装置を拡充した楽器メーカーとの限定コラボモデルや211馬力を誇るスポーツ仕様車、「ザ・ビートル・ターボ」。
さらにフルオートで開く電動ソフトトップを装備したオープン車「カブリオレ」などを展開、その個性的なラインナップで国内でも人気がでました。
とはいえ、もともとの新車がそれほど多く出回っている車種ではないので、中古の出物はそれほどなく、新車時270万ほどだった2012式で年式なりの3?4万km走行の車体の買取相場も75?95万円と結構開きがあるよう。
出物の販売価格などから推察すると同じモデル、同じ仕様であるならイエローやシルバーよりホワイトやレッドの価格が高く設定されているようなので、そのあたりの買取相場が高くなっていることが予想されます。

ボロいワーゲンでも売れる?

事故歴がなく、走行もそれほど過走行でないニュービートル及びザ・ビートルに、買取査定が全くつかないということはまず考えられませんが、問題は初代ワーゲンです。
もはや、「クラシックカー」の域にまで達している車体も少なくなく、一般の買取店ではその価値を見出してくれない可能性が多くなります。
最も新しくても14年落ち、しかもその整備に必要なパーツや部品の入手が難しい輸入車ということで、「かんたん車査定ガイド」などといった一括査定サイトを駆使しても、その事実は変わらないかもしれません。
しかし、初代ワーゲンには熱狂的なファンもついているのは事実で、専門的にワーゲンを扱う販売店も決して多くはありませんが存在し、そういったところでは旧車としての価値をしっかりと買取に反映してくれる場合があります。
また、ネットオークションなどを利用してそういったファンに直接個人販売するという方法も今では比較的簡単にできるようになって来たので、通常の販売店で査定が付かなかった場合はそれも視野に入れておくべきでしょう。

ワーゲンの中で一番人気のモデルは?

ニュービートル及びザ・ビートルをこのワーゲンのモデルと解釈するとしたら、やはり人気が高いのは新しい「ザ・ビートル」と言わざるを得ません。
ただし、古い古い初代ビートルの中には前述した通りもはや「骨とう品」扱いで非常に高い人気があり、多額のプレミアがついている場合もありますし、2代目ワーゲンの手軽さと利便性を支持する声も少ないないところです。

一番高く売れるワーゲンの色を理由も添えて徹底解説

かつて、黄色のそれを3台見ると幸運が訪れるなどといった都市伝説まであった初代ワーゲンでは希少価値が高く、査定額も軒並み高いカラーリングは「イエロー」となっています。
一方、ニュービートル及びザ・ビートルについては、このイエローカラーがなぜかの不人気。
現行の他車種と同様、無難でシックなホワイトとブラックに人気が集中、さらにレッドカラーもそれに割り込んできます。
これは、同社の最有力車種である「ゴルフ」と同じ現象で、落ち着いた年代のユーザーが多いため白や黒に需要があること。
さらに、この2車種はその丸みを帯びたフォルムが女性受けが良く、そのことが明るく鮮やかな発色の「トルネードレッド」とネーミングされているレッドカラー人気を下支えしていると考えられます。
これを総合して各モデルごと最も高価買取を期待できるカラーを、当サイトなりに整理するなら、

初代ビートル・・・断然イエロー
ニュービートル・・・キャンディーホワイト次点にディープブラック
ザ・ビートル・・・人気だが玉数の少ないトルネードレッド

と考えられますが、どれも参考とする出物が少ないので一概に断定しにくいところではあります。

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