目次で車の事をチェック
車を乗り潰したい人は走行距離で考える?それとも年数で考えるのが得?
自動車が必要な方は多いでしょうし、そう安い買い物ではないためできれば長く乗りたいものですが、どんな優秀な車体でも精密部品が使用されている以上、家電などのように必ず寿命が訪れます。
そして、寿命一杯まで踏ん張って乗ることを、俗に「乗り潰す」といいますが、何もそこまでしなくとも寿命がくる前に買取業者などに売ったり、新車ディーラーで下取りしてもらうこともできます。
ただし、本当にその車が寿命なのか判断するのは難しいうえ、買い替えに伴って買取や査定に出すタイミング、つまり乗り換えサイクルを誤ると、損をしてしまうことがあります。
そこで今回は、車の寿命について経年と走行距離の双方から考察し、併せて乗り潰しを選択すべきなのか、はたまた乗り換えをするべきなのかについて、メリット・デメリットを解説し、乗り換えサイクルを決める上での、参考にしていただこうと思います。
車を乗り潰したといえるのは5年以上って本当?
税制上の話をすれば、車の減価償却は乗用車で6年、軽自動車で4年であり、この期間を過ぎれば資産としての価値は、事実上無くなってしまいます。
このことから、5~7年乗れれば十分乗り潰したとする情報もありますが、それは10年以上前のお話であり、現在に国産車は10年経過してもビクともせず、20年現役を全うしている、サッカーの三浦知良選手のような車もザラにいます。
もちろん、車はどんなに最新鋭の技術がふんだんに採用された車種であっても、新規登録され行動に出た瞬間からその価値は低下し、初めての継続車検をすぎる5年以降の車体になると、確かに買取査定額や下取り相場が、ガクンと下がってきます。
また、そのころを境に故障時の修理コストや、7年目に迎える次回車検でのコストがかかるため、「5年目」を乗り換えサイクルに設定するユーザーも多いのですが、「乗り潰したい」と考えるのであれば、正直早すぎます。
走行距離は10万キロを超えると古い車扱い?
走行距離で車の寿命を考えると、10万kmを超えると古い車であり、「乗りつぶした」と判断するケースもあり、その判断理由は車の不具合として特に重大かつ、修理・交換にコストがかさむタイミングベルトの耐用距離が、10万kmとされていることに起因します。
ただしそれも過去の話で、原則交換が必要ない鉄製のタイミングチェーンに、移行している車種が現在では主流となっているため、その限りではなくなりました。
また、毎日ジョギングなどを取り入れからだを動かしている方と、全く運動せず過ごしている方を比較するとわかりやすいのですが、自動車は一定の距離を走っている車体の方が、年式からみてあまりに走っていない車体より、丈夫で元気な傾向にあります。
ガソリンエンジン車を例に挙げると、あまり動いていない車体の場合エンジン内部が固着して、不具合を発生させるケースもありますし、その他の車種でも
- ブレーキ関連
- ステアリング
- ATやCVT
など、車検の点検項目に属する箇所の痛みが少ない傾向にあるため、大きな維持コストとなる車検代が安上がりなうえ、日頃の整備・メンテナンスに費用がかさまないこともあります。
もちろん、タイヤやブレーキパットなどの消耗品については、ある程度の出費を覚悟する必要はありますが、毎日せっせと走り短期間で走行距離が10万kmに達した車は特に、それだけで「乗り潰しできた」と判断することは、避けたほうがいいでしょう。
軽自動車は壊れやすいので乗り潰しはお勧めできない?
減価償却期間でも分かるように軽自動車は普通車に比べ、軽量化などに伴って構造上どうしても剛性が低い傾向にあります。
普通車の場合、使用年数10年・走行距離10万kmオーバーの車で多少違和感はあっても、ほとんど問題ありませんが、軽自動車の場合は特に足回りが弱いため、使用年数や走行距離が長くなってくると、乗り心地が悪くなり、併せて車検時のコストも増してきます。
当然ながら、日頃キチンとオイル交換などといったメンテナンスを施し、故障・車検時にコストをかければ長く乗り続けることも可能ですが、元々の車体価格がリーズナブルな軽自動車に、高い維持コストをかけて乗り潰すのは、効率のいい乗り方とは言えません。
また、排気量が大きい普通車の方がパワー的に余裕があり、長期間・長距離乗ることに向いていますので、軽自動車は普通車より、早めの乗り換えサイクルを設定したほうがいいのは確かです。
加えて、以前は毎年のように、新技術が詰まったニューモデルがリリースされていたため、短期間の乗り換えサイクルにして、新型モデルによる1ステージ上の、快適ドライブを求めるユーザーも多くいました。
とはいえ、HV化やEV化を除けば軽自動車の技術革新は、燃費性能や安全性能始めほぼ頂点に到達しているため、短期間の乗り換えサイクルでは、それほど性能面に違いを感じることも無くなりました。
併せて、各メーカーのたゆみない努力により、
- 足回りなどの強化
- パワートレインの改良
が進んだため、寿命自体が大きく伸びたうえ、経年や走行距離の長さに伴う乗り心地の低下も、かなり低く抑えられています。
さらに購入コスト面で言っても、技術革新と装備の充実に伴い年々上昇傾向にあることから、今や軽自動車であるというだけで、乗り潰しに不向きと決めつけるのは、少々厳しすぎる意見と考えられます。
車を乗り潰した場合に得られるメリット
今の日本車は性能が良く、パワーウィンドウやワイパーなど部品の修理があったとしても、使用年数20年、20万kmの走行距離でも問題ないと言われています。
車を買い替えると、新車にしろ中古にしろ購入資金が必要になりますから、買取で一定の資金が確保できたとしても、高額な購入資金が修理費用以上にかかると思われるため、車を乗り潰した方が経済的メリットは大きいと言えます。
ただし、故障した場合その修理・交換に高い費用を伴う箇所、例えば
- AT・CVTなどのミッション系統
- エンジンの積み下ろしが必要なオイル漏れ
- HV車・EV車の発電機構と蓄電バッテリー
などの不具合が発生したケースでは、この経済的メリットが薄れるので、乗り換えを視野に入れたほうがいいこともあります。
車を乗り潰すのが必ずしも経済的といえない理由
これは、新車として購入してすでに10年近く経過している車や、古い年式の中古車を購入した場合の話となりますが、そういった車体に比べると新型モデルの方が、燃費において格段に上手。
そのため、現在の車で遠距離を毎日運転しているケースでは、乗り潰すよりも古い車を手放して新型モデルに乗り換えたほうが、ガソリン代が安く済んでしまいます。
また、最近の車は
- タント
- N-BOX
- セレナ
- ヴェルファイア
などに代表される、軽・普通車問わず巻き起こったミニバンブームを背景に、室内空間も広くなっています。
さらに、乗り込みやすく買い物やレジャーで大活躍の、電動スライドドア搭載車も増え、仮にお子様ができたなど家族が増えたユーザーの場合は、乗り換えることで快適に過ごすことができます。
また、最近の車には自動ブレーキ搭載車も増えている上、事故時の衝撃吸収装備などといった安全性能も高いので、どの世代の方でも安心して運転することが、出来るようになっています。
そして、自動車保険はそんな安全装備が付いている車種の方が安く設定されるため、車の維持費として大きな割合を占める自動車保険料が年間を投資て節約可能です。
さらに、毎年4~5月に乗府が義務付けられる自動車税も、購入してから13年経過すると普通車はおおむね115%程度、軽自動車の場合も約120%に引き上げられますし、車検ごとに支払う自動車重量税も同じようにアップしてしまいます。
車の価値が下がる前に売ってしまうことによって、高い売却額を得られますし、昔の車を乗り続けることを考えれば、新しい車に買い替えるメリットも十分にあります。
買い替えをするのであれば車は高く売った方がお得です。
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乗り潰した車で高額査定が出る方法
乗り潰した車であっても、価値はあります。
一般的な感覚からすれば、「廃車かな」と思えるような車でも、「欲しい」と言う人は確実に居ます。
何も車が欲しい人は、日本にしか居ない訳ではありません。
日本では、見向きもされない車であっても、日本車を好む海外でなら、売れる可能性は高いのです。
また、ボディの鉄や、一つ一つのパーツに価値を見出す人も居るかもしれません。
乗り潰した車であっても、査定に出す事で、高額査定が出る可能性は充分にあります。
街の車屋さんを使用するよりは、一括査定サイトを使用する事をおススメします。
一括査定サイトであれば、見積もりをした業者が乗り潰した車を高額査定してくれる可能性が非常に高いです。
有名どころでいうとカーネクストなどが故障車を中心に扱っています。
乗り潰した車でも「廃車」ではなく、「高額買取」にすることが可能なのです。
買い替えであれば先ほども紹介した一括査定がおすすめです。
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下取りよりは買い替えの方がお得
使用年数10年、10万kmの走行距離を超えているような車であっても、買取が可能な中古車買取専門店は数多くあります。
そのような車を、ディーラーに持っていくと、下取り査定で廃車を勧められることになると思います。
なぜなら、ディーラーはそのような車を下取りしても、販売するノウハウがないため、お金を出して下取りすることは、リスクでしかないのです。
しかし、中古車買取専門店であれば、どのような中古車であっても販売するノウハウがあります。
また、オークションだけでなく、日本では見向きもされないような使用年数、走行距離の車であっても需要がある海外で販売することも可能です。
そのため、中古車買取専門店ではディーラーができないような、高額買取ができるのです。
どのような車であっても、ディーラーの下取り査定だけで決めてしまうことはせず、必ず中古車買取専門店による、「一括査定」を依頼しましょう。
買い替えは中古車と新車どっちがいい?
「次の車は中古車が良いのか、新車が良いのか悩む」
「新車の方が誰も使って無い車だからそちらの方が良いのはわかっているが、購入費用が高い」
上記のような事で悩む方は多いと思われます。
中古車と新車とどちらが良いとなるかは、「購入を考えている車を、何年使用することを考えているか」で決めると良い結果が得られる可能性が高いです。
その期間は、「5年」です。
5年以上乗ることを考えているのであれば、新車の方が断然お得です。
なぜなら、新車は購入時点で新車保証をつけることができます。
一般保証、特別保証など、保証の中身は違いますが、だいたい購入後5年、または10万kmの走行距離までは、エンジン系の保証が含まれています。
購入当初から、長く乗ることを考えているのであれば、保証期間が長い方が確実にお得です。
しかも、新車であれば、自分で好きなグレードやカラー、オプションが選べる上、まっさらの車に乗れることは大きなメリットです。
しかし、車が好きで、車検ごとに買い替えるような、短期間で買い替えサイクルが来るような人は中古車の方が断然お得です。
なぜなら、単純に新車に比べれば、かなり格安で車が購入できることになるからです。
しかし、新車と比べれば、故障の心配は高くなります。
ただ最近は、中古車にも保証をつけて販売している中古車販売店もありますし、そこで購入すれば、新車保証ほどでなくても、保証がついていることになります。
また新車を購入して、2,3年後に売却することになれば、買取価格が新車購入価格の半値以下になる可能性が非常に高いですが、中古車であれば、そこまでの下落幅はありません。
そのため、「5年」を目安とし、それ以上長く乗ることを考えているのであれば新車、それ以下で車を買い替えるのであれば中古車の方が良いと思われます。
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