車選び.com（ドットコム）の評判とは？見積もりと査定の流れ

車選び.com(車選びドットコム)とは

今回詳しく解説していく車選び.comは、その名前の通り執筆時点で約23万台掲載されていた中古車検索がメインコンテンツであり、その機能の1つとして「車選び.comの一括査定」が搭載されています。

運営を手掛けているのは、東海地方を中心に修理に要する時間を短縮できる、画期的な板金・塗装マネージメントシステム提供サービス「ファブリカ」を展開する、（株）ファブリカコミュニケーションズという、以下で概要を提示する企業です。

ちなみに、車選び.comの一括査定に参加している買取店は約200社で、実は有名中古車一括査定サービスであるカービューの提携業者と、全く同じ買取業者が参加をしています。

車選び.comを利用するメリットとは？

200社に及ぶ提携買取業者の中から、申し込みユーザーの住む地域で日頃しのぎを削っている買取業者最大8社に一括査定依頼をし、より高い査定額を出してくれる業者を選ぶことができるという、多くの一括査定に共通するメリットが、当然ながら出てきます。

ただ、車選び.comの一括査定を利用する最大のメリットは、「利用開始する前」に隠されていました。

というのも、前述した通りそもそもこちらは中古車を購入したいとき、希望に沿う車を探すために利用する検索サービスが母体であり、提携する買取業者数は200社なのに対して、在庫中古車を掲載している中古車販売業者数は、実に4,000社に上ります。

そして、車選び.comは、加盟店が同サイト内で利用する販売管理システムによって得た、膨大な量の買取価格・下取価格データを保有しており、それを活用したリアルタイムで正確な、「車買取相場確認機能」を完備しています。

買取査定時の価格交渉の参考として、非常にこちらが役に立つという評判が多く見受けられましたので、どの程度の正確性を持っているのか、実際に試してみました。

今回は、ファミリー層に大人気である日産の看板車種、セレナの買取相場情報について検索してみましたが、

このようにグレード・年式・走行距離・カラーリングごと、本当にたくさんの買取査定情報が提供されていました。

こちらについては概算買取相場ではなく、提携している中古車業者による実際の買取額データなので、その正確性の高さは言うことなしで、データ量についてもセレナだけで数百件に及んでいたため、自分の車に近い条件の買取額を確認できると考えています。

また、このデータについて当サイトが特に注目したのは、査定された時期まで掲載されていた点です。

なぜなら、車は全く同じ条件でも売る時期によって、想像以上に査定額が異なるものであり、それをつぶさに確認できるこちらのデータは、ユーザーが売却タイミングを決める上で非常に参考になると、当サイトでも評価をしています。

加えて、車の一括査定に不慣れなユーザ―にはうれしい、

 車買取評判・口コミ・・・一括査定を受けたユーザーの体験談から、買取業者について査定価格・接客態度・店の雰囲気・査定スピード・満足度の5つを点数評価し、買取額を添えて掲載。

 車買取業者ランキング・・・接客・雰囲気・価格・査定スピード・満足度の5項目をレーダーチャート化、ランキングしている。

といったお役立ちコンテンツもあり、情報量が豊富でなかなか参考になります。

さらに、この車選び.comでは「JPUC車売却消費者相談室」という窓口を開設しており、買取業者とのトラブル発生時、しっかりとサポートしてくれる点もうれしいメリットです。

車選び.comにデメリットはあるの？

車選び.comの一括査定を利用するうえでのデメリットは、他の一括査定同様申込み後場合によっては、多くの営業電話がかかってきてしまうことでしょう。

もちろん、それを防ぐために査定依頼業者の数を、ユーザー自身で調整できるよう、

こちらのような選択ダイヤログボックスも用意されてはいますが、減らしすぎると一括査定の意味が薄れてしまうため、最低でも3社程度は選択することになり、必然的にその業者から我先にと、アポイント電話が入ることになります。

また、先ほどメリットのところで紹介した相談窓口も、買取に関するトラブルサポートには応じているものの、査定予約の取り消しやキャンセル、日程の変更などには対応していないため、自分で業者1つ1つに連絡を取る必要があります。

さらに、これは本来メリットのところに記載したいと考えていたのですが、この車選び.comでは一括査定依頼申込み後、概算ではあるものの入力した車両の査定額相場が、すぐに提示されると記載されてました。

しかしながら、過去12か月間において、入力データに該当する中古車の取引履歴が無い場合は、概算買取相場が提示されない仕組みになっています。

そして、「7年落ちのトヨタプリウス」という、おそらく中古車市場において、かなりの取引量があると思われる車両でも概算買取相場が提示されなかったので、マイナーな車種の場合は、同様に買取相場が出てこないと考えられます。

車選び.comはどんな人におすすめなの？

以上、メリットとデメリットを考慮に入れたうえで、この車選び.comがおすすめであると考えられるのは、

 売却と合わせて次の中古車を探したい方
 愛車がどの程度の金額で取引されているかを知りたい方
 一括査定に慣れておらず不安を感じている方
 ある程度の電話攻勢を我慢できる方

になってくると、当サイトでは考えています。

特に、膨大な所有データに裏打ちされた、買取価格検索機能は秀逸ですので、愛車を売る・売らないに関わらず、興味のある方は『一見の価値あり』と考えています。

車選び.comの見積もりの流れ

車選び.comの一括査定は、

こちらの公式HPトップにある申込フォームに入力を済ませ、確認画面で確定をクリックするだけで完了、所要時間は同サイトが謳うように45秒～1分もあれば、簡単に済ませることが可能です。

また、平日の9：30～18：30の間であれば、併せて提示されているフリーダイヤルからの申込みもできるので、ネット操作に不慣れな方でも安心です。

その後、車両条件によっては概算買取相場が表記され、その後かかってくる買取業者からの電話で、実車の査定日時を決定する運びとなってきます。

もちろん、査定してもらったからといって、必ず売らなくてはならないという訳ではありませんし、もし強引すぎる買取業者がいた際には、先程述べた「JPUC車売却消費者相談室」を、迷わず利用しましょう。

車選び.comと他の一括査定業者の比較

最後になりますが、今回紹介した車選び.comの一括査定と、その他の一括査定サービスをいくつかの項目において比較し店数化、一覧表にしてみましたので是非ご覧ください。

車選び.comの一括査定には、ガリバー・ビッグモーター・アップル・カーチスなどの大手から中小まで、バラエティー豊かな買取業者が参加しているため、網羅性については言うことなし、最大依頼可能数8社も不足なく、操作性も決して悪くありません。

また、業界第1位の掲載件数を誇る買取査定額情報や、お役立ちコンテンツ・相談窓口の存在なども評価材料ですが、営業電話がどうしても多くなる点が、いかんせんマイナスポイントとなりました。

その結果、ほぼ同じボリューム・スペックを持つカービューより、知名度で劣ることも加味して、このような評価となりました。

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