車に乗っていると何かとお金がかかってきますが、通勤・通学の足などに使っていて、何とも手放せないことはたくさんあります。
しかしもし、きっぱりと売り払ってしまったら、かえって節約になるのでは?と考える方も中に入るはず。
と、言う訳で今回は、できる出来ないは置いておいて、仮に車を売却したらどれぐらいの節約になるのか、どんなケースでなら大きな節約になるのかなどについて考えてみました。
目次で車の事をチェック
車を売るとどんな節約になる?
車を売るとどんな点が節約になるのか、まずは、車に乗っているとかかってくる経費について、1つ1つ整理していこうと思います。
なお、すべての項目について、継続車検期間である2年間、車を維持するとして計算は進めて参ります。
保険掛け金がかからなくて済む
運転をしていると、いくら気を付けていても降りかかる可能性のある交通事故、最近では死亡事故の加害者になってしまうとい車両も1億円を超え津ことはザラなので強制保険である自賠責だけでは心もとない。
そのカバーをするために、起きるかすらわからない交通事故に備えて全ドライバーの約86%に当たる方が加入しているのが任意保険です。
日本人の任意保険料の平均値は、車両保険への加入率56%も加味すると、1年あたり約55,000円程度。
これは、若干車種でブレますが、同じ補償内容で同じ年齢条件ならばそこまで大きな差にはならないので、全車種共通と考え2年間で11万円がまず節約できることとなります。
税金をカットすることができる
次は国民の義務である納税、自動車を維持するにあたっては様々な税金がそこにかかってきます。
今回は、売るとどう節約になるかについての考察なので、購入時にかかってくる、
自動車取得税
車体本体への消費税
については計算に入れません。
売ると払う必要がなくなるのは、
1、1年に一度の自動車税or軽自動車税
2、車検ごとの自動車重量税
3、ガソリン税or軽油税
などがあげられます。
3番については後で燃料代として、2は車検代とセットで触れることにして、ここでは1番の自動車税について説明しますが、こちらは表にした方がわかりやすい。
排気量 | 通常税額 | 割増税額 |
1L以下 | 29,500円 |
15%UP |
1L超?1,5L以下 | 34,500円 | |
1,5L超?2L以下 | 39,500円 | |
2L超?2,5L以下 | 45,000円 | |
2,5L超?3L以下 | 51,000円 | |
3L超?3,5L以下 | 58,000円 | |
3,5L超?4L以下 | 66,500円 | |
4,5L超?5L以下 | 76,500円 | |
5L超?5,5L以下 | 88,000円 | |
6L超 | 111,000円 |
とこのように普通車に自動車税は排気量で分けられていて、トヨタのパッソやヴィッツ日産のマーチなどといったコンパクトカーが1L以下の代表格。
ウィッシュや以外にもヴォクシーやエクストレイル辺りも2L以下で、ハイエースやランドクルーザー、パジェロなど大型ワンボックスやRV などが、おおむね3Lクラス.です。
それ以上となるとレクサスやベンツ、ジャガーやハマーなどといった高級車の領域に入ってくるので、はっきり言って今回の「売ることが節約」という趣旨とは、関係がなさそうです。
一方、軽自動車は排気量が共通なので、
初年度登録 | 通常税額 | 割増税額 |
平成27年(2015年)3月31日以前 | 7,200円 | 12,900円 |
平成27年(2015年)4月1日以降 | 10,800円 |
と上表のようになっていますが、やはり普通車のそれと比べると安い税額の納付で済みます。
仮にいま日本で一番売れている車、プリウスならば2年間で79,000円の自動車税が、軽自動車で2015年以降に販売された車種なら、21,600円の軽自動車税が現時点では節約できることのなります。
なお、表にある割増税率が加算されるのは普通車も軽自動車も13年経過した車両、つまり古い車にはより高い税金が課せられるシステムの現在はなっています。
車検代もかからない!
今回は、車を売ることによって2年でどれほど節約できるかについて考えていますので、当然車検をする必要が無く、その分のお金が節約できます。
どの車種もそうなのですが、
24ヶ月の自賠責保険料
2年分の自動車重量税
検査手数料
といういわゆる法定費用に、業者によって飛び方が違いますが、「車検代行費用」と「追加整備部品代&作業工賃」をプラスした総額となり、車を維持するうえで最大の出費ともいえます。
このうち法定費用である自賠責保険料と、業者によってまちまちですが車検代行費用は車種などによってそれほど変わらない。
問題は重量税と追加整備、重量税はその名前の通り車重の重い車に多くかかってきますし、追加整備は走行距離が長かったり、年式古かったりすると多くかかる可能性があります。
維持費はどれだけかかるの?
上記で触れた以外にも駐車スペース確保のための駐車場代、毎日の移動での燃料代や高速代、洗車やオイル交換などといったメンテナンス代から、ワーパー・タイヤ・バッテリー交換などの消耗品台まで、雑多のなものを入れたら車にかかる維持費は、上げるときりがないほどです。
特に入れないとは知らないため、メンテナンス代のように大きく削減することのできない燃料代は、その節約のために、
急発進・急加速をしない
エアコンをセーブする
などのエコ運転の他に、ハイブリット車や燃費性能のいい車に、わざわざ乗り換える方までいるほど大きな維持費。
基本的に、大きな車や外国車そして古い年式の車が燃費が悪く、1年当たりの燃料代がかさんできます。
なお、皆さんが支払っているガソリン代のうち53円ほど、軽油代のうち35円ほどが、それぞれガソリン・軽油税分です。
車は売ってしまった方が節約できるのはどんな人たち?
ここまで見てきたように車は本当にその維持に多くのお金がかかってくるので、売ってしまえばその売却益も併せて家計にとって節約になるのは、どんな車でもどんな方でも共通です。
ただし、必要不可欠であるからお金がかかっても車に乗っているのであって、エコ運転を実施したり、的確・適時なメンテナンスなどで大きな交渉による出費を防いだりと、皆さん努力するのです。
しかしそんな車の状況によっては、「売ってしまった方が得策」になるケースがあります。
具体的に考えられる1つ目は、結婚などで2世帯が1世帯になったタイミング、この場合これまでそれぞれが1台ずつ所有していた車を片方売るか、両方売って新しい1車種を乗るなどすることで大幅な節約が可能です。
2つ目は海外赴任や長期の出張で車に乗らなくなるケース、この場合も売却したほうが節約になります。
ですが、国内に戻ったり出張期間が終了した時、再度車が必要な場合は売却と再購入の差額で節約の効果が帳消しになることもあるので、車に乗らなくていい期間が短い場合は残る家族などに車の管理を託したほうがいいでしょう。
3つ目は、古い年式の車で車検時期が迫ったケース、これは最近の傾向ですが自動車税のところでも触れたように、年式の古い車に対する風当たりが強くなる傾向があります。
古い車は排ガスへの配慮や、燃費基準などをパスしていないためエコの観点から望ましくない、というのがその理由ですが、それを除いても古い年式の車はその継続車検で、大きな追加整備費用がかかる場合があります。
そして、よく勘違いしている方もいますが、車検は2年走ることができる補償でも何でもなく、2年走ってもいいという許可でしかない。
高いお金を払っても、必ず2年乗れるとは限らず途中で突然故障、走れなくなるリスクが高いのも古い年式車両の宿命。
ですので、車検が近づいたら車検見積もりを受け、その費用がかさむようならいったん、売却のための買取査定を受けてみるといいかもしれません。
車を乗る頻度によってくるのか
これについては節約云々というより、「車の使用頻度が高い=車に必要度が高い」ということなので、売りたくても売れないのが現状でしょう。
反対に、近年特に増えてきている年配ドライバーに多いのですが、年に100kmも車に乗らない、という方も実際にたくさんおられます。
こういった車両は、長く放置するとドンドンとその価値が落ちていくので、もしご本人が気づかない様でしたら、ご家族が本当にその車が必要なのかなどの意思確認。
必要に応じて譲り受けたり、売却してしまった方が節約になるケースも多くあり、これが売却によって節約できる、代表的なケースの4つ目になってきます。
車買取一括査定サイトの活用は必須!
前項までで紹介した、4つの代表的なケースだけでなく、すべてのケースに共通することですが、車を売ることが大きな節約につながるかどうかは、その買取価格の高さに大きくかかっています。
特に古い年式の車は、一店舗だけの見積もりをしても、安く買いたたかれる可能性があり、足元を見て「査定ゼロ」なんて言って、タダで引き取られてしまうこともあるので要注意。「簡単車査定ガイド」などといった、一括査定サイトを有効活用して相見積もりするとそれが防げますし、より節約の効果がアップするのでおすすめです。
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