これまでのホンダのイメージを大きく覆した感のあるNBOX、その売れ行きはいまだ好調なようですがその買取相場はどのように推移しているのでしょうか。
目次で車の事をチェック
NBOXの査定相場はどのくらい?
ダイハツのタントに対抗する形で登場したN-BOXですが、2015年の軽自動車税増額のあおりで巻き起こったユーザーの軽自動車離れに波をものともせず売れ続けている唯一無二の軽自動車種でもあります。
2011年に初登場したこのN-BOX初代は2016年に最大の売却タイミングである2度目の車検を迎え、多くの中古車出玉が流通してきましたが、新車価格が127万円だったグレードGの修復歴なし5年目5?6万km辺りの車体が、75?80万円ほどで流通しています。
これは軽自動車全体の値崩れ幅で見ればかなりの高評価水準であり、業者の利益確保の面から推察するに、約45?50万円が買取相場とみるのが妥当でしょう。
高く売れるNBOXのタイプ
荷室の床を斜めに、さらにオプションとしてアルミ製のスロープを装備すれば車いすや自転車等積み下ろしが簡単になる「ユニバーサルブリッジ」。
それに加えて、3種のボードを組み合わせることで多種多様な車内空間アレンジを可能にする、「マルチスペースシステム」を採用したN-BOX+が2013年に発売されるとこれが多くのアウトドア層や、要介護支援者を抱える世帯に大いに支持されその販売価格、査定額ともに上昇。
それほど玉数は多く出回っていませんが、走行距離の少ない車いす仕様車(リアシート無し走行1万km未満)であれば100万円を超える買取査定額が付くこともザラです。
また、初代N-BOXは2015年にマイナーチェンジがなされていますがまだ販売から2年弱ということもあり新古車が多く出回っていいますが、2016年にモデルチェンジをしたためリセールバリューが若干ダウンしている傾向がみられます。
NBOXのカスタム車はたかく売れる?
エアロパーツとターボエンジン、さらに挟み込み防止機能付きパワースライドドアを両側に装備したのがカスタムでその精悍ないで立ちからN-BOXの広い車内空間に目を付けたファミリー層に加えて若手のユーザー層にもその支持層を広げ、NA仕様の無印、前述したプラスとの連結ではありますが2012?13年度の軽自動車販売台数において第1位を獲得する原動力となりました。
その2012年式2017年に5年目を迎える車体で6万km修復歴さえなければ65?70万円で買取されるケースも多い人気モデルですが、その見た目で購入するユーザーも多いため外観にダメージが目立つ車体は走行距離に関わらずその査定額がダウンする傾向が良く見られます。
NBOXのモデル・走行距離ごとの買取相場表
大まかな相場感については前項まででお伝えしましたが、ここではより具体的に初代・現行各モデル別の買取相場や、走行距離で見る買取相場について、一覧表にしてみましょう。
NBOXのモデルごとの買取相場表
まずはモデルの違い、つまり初代と2代目がどのような価格で買取されるのかについて、初代モデルは今まさに中古車市場に出回り始めた、2011・2012年式の中古販売価格から、2代目については未使用車・新古車の販売価格から分析し、提示していきます。
【初代モデル・2011年10月販売開始】
グレード | 買取相場 |
G | 52~60万円 |
G Lパッケージ | 54~62万円 |
G ターボパッケージ | 57~65万円 |
カスタム G | 55~63万円 |
※走行距離が1年あたり、1万km以下とした場合の買取相場。
この初代NBOXは、ご存知の通り大ヒットした車種のため、グレードやカラーリング・仕様などが多彩で、この表で示したものはあくまでスタンダードな車体についてのものであることを、お断りしておきます。
とはいえ、とにかくリセールバリューが他の軽自動車と比べて抜群に高いと、調査した限りでは言えます。
また、特別仕様車や販売台数記念車などといったモデル、さらに人気の高いカラーリングの車体は、ここで示した相場感より高く買取されるケースもあります。
ただし、そういった車体はユーザーの「趣味・趣向」が色濃く反映されるため、買取業者によっては反対に低い評価をしてくるケースもあるので、売却先の選抜には十分留意すべきです。
【2代目NBOX・2017年9月販売開始】
一方、まだ販売開始から1年に満たない現行2代目モデルの場合、中古車市場で出回ってるのは、ほぼ未使用車か新古車の類ですが、そこから現時点での買取相場を導き出してみました。
グレード | 買取相場 |
G | 90~95万円 |
GL | 104~110万円 |
G EX | 112~116万円 |
G L ターボ | 115~120万円 |
カスタム L | 120万円~ |
示した相場はあくまで概算ですが、概ね新車価格の6割弱で買取されるものとみられ、どの車種でもそうですが2代目NBOXを、よほどの事情がない限り早々に手放すのは賢明ではない、と考えられます。
どうしても手放さなければならない事情がある場合は、絶対に一括査定サービスを活用し、できるだけ多くの買取業者にあたって、少しでも高い買取額をゲットしましょう。
ただ、一括査定は電話が多いので面倒だ、という理由から避けているという方も多いはず、そんな方は
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初代NBOXの3 万km以下の買取相場表
続いては、走行距離によるNBOXの買取相場ですが、現行2代目は数万km走った車体が事実上ほぼ存在しないため、初代モデルを例として比較してみたいと思います。
なお、いずれも年式については、現状中古車市場に多く出回っている、6~7年落ちの車体に統一しています。
グレード | 買取相場 |
G | 60~65万円 |
G Lパッケージ | 62~67万円 |
G ターボパッケージ | 69~75万円 |
カスタム G | 70~80万円 |
単純に、走行距離3万km以下を目安としましたが、初代モデルであっても最終年式であれば、いまだ未使用に近い車体もあり、そちらについては100万円に近い買取がされるケースもあります。
また、ターボグレードについては、走行距離が短めの車体への評価が、NAモデルよりも高い傾向にあります。
初代NBOXの5~6万km以上からの買取相場表
買取相場チェックの最後に、6~7年落ちの場合適正と考えられる5~6万kmの走行距離を超えたNBOXの相場感を、スタンダードグレードである「G」を例にリサーチしてみました。
走行距離 | 買取相場 |
6万km以上 | 48~52万円 |
7万km以上 | 46~49万円 |
8万km以上 | 42~46万円 |
9万km以上 | 36~39万円 |
10万km以上 | 22~27万円 |
ご覧のように、以下に大ヒットした人気車種の初代NBOXと言え、さすがに走行距離が伸びてくると徐々に買取相場は下がり、特に10万kmの壁を越えた時点での下げ幅は大きくなってしまいます。
とはいえ、他の軽自動車に比べると高く、10万kmを超えて20万円以上の買取額が付けられる可能性があるのは、正直この初代NBOXだけなのではないかとすら思えます。
事実、リサーチ中に発見したチュ古謝の中には、修復歴はないものの2012年式ですから6年落ち、走行距離20万kmに迫るシルバーの車体が、車体価格35万円ほどで販売されていました。
中古車業界では、中古車体価格の6割程度が買取相場のセオリーなため、あくまで推測ですがこの車体は、20万円に近い価格で仕入れられたものと考えられます。
NBOXの特徴を最終チェック
N-BOXは、長く軽自動車のトップに君臨してきたダイハツミラシリーズの牙城を崩したホンダのイメージを大きく転換させたモンスター車種。
同社初の軽ハイトールワゴンとして、タントに2014年その座を奪われる以外では、2011年の初登場以来、すべての年度で軽自動車販売台数の王座を死守しています。
車体のセンターに燃料タンクを据えるホンダ初の軽自動車であり、その低重心さと小さなエンジンルームレイアウトのかいあって広い車内空間を確保しています。
軽ハイトールワゴン特有の特徴を持ちながらなぜこのN-BOXにここまで支持が集まるのか、それはやはりホンダの本来持っているエンジン性能へのこだわりが詰まっていたからでしょう。
ホンダ伝家の宝刀、VTC(連続可変バルブタイミングコントロール)や、内燃機関に酸素を取り込みやすい構造をしたロングレンジのインマニ。
油圧式のラッシュアジャスターで、バルブクリアランスを適正に保ったことによって導入可能になった、スイングアーム式ロッカーアームを採用したホンダ渾身、実に48年ぶりとなる「DOHCエンジン」を搭載した軽自動車です。
その他、とにかく「ホンダ初」が多いのがこのN-BOX、
変速時のショック軽減とエンジン馬力の効率的な利用による燃費性能アップなどが見込めるCVT(無段変速機)。
ターボを除くNA全車両にアイドリングストップ
全車体に坂道発進補助装置と横滑り防止装置
などが採用されたのも、このN-BOXがホンダの軽として初めてのことです。
これらホンダの並々ならぬ開発への情熱によって、無印のNA車では22km/Lターボで18?/Lを超える優れた燃費性能と、乗用車に負けない安全性能と走行性を兼ね備えた車となっています。
現在加熱する軽自動車ウォーズの渦中にあって、勝ち組の1つであるこの車種は2017年現在いまだメジャーチェンジが行われていませんが、2012年にその燃費性能をさらに強化。さらに、急ブレーキ時に後続車にそれをいち早く知らせる、「エマージェンシーストップシグナル」を追加装備。
売れた車の特徴でもありますが、改良の度にそのグレードバリエーションは続々と追加され続け、2014年12月にはN-BOX /(エヌボックススラッシュ)という派生車種も登場するなど、その隆盛はその終わりが見えないところ。
大きくフロントデザインや、シートアレンジの変更がされたマイナーチェンジ後の現行2015年モデルは2017年夏、初めてのフルモデルチェンジが予定されていて、ユーザー・業界双方の注目を一身に集めています。
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