未成年でも車を売る事は出来る?ローンで車を購入する事も可

車の免許を取ったら、すぐに車に乗りたくて自分の愛車が欲しくなるものですが、免許は未成年である18歳の時点から取得することができます。

未成年の場合、その保護の面から法的にいろいろな制限があるため、車を購入すること自体や名義登録・変更などで、いろいろと問題が出てきそうだと考える方も多いはずです。

そこで今回は、未成年者が車を購入する方法や、購入後の名義などの書類的手続き、さらに事情で未成年のうちに乗り換えを考えた際、買取業者などに売却することは可能なのかなど、出てきそうな疑問点をもれなく解説していきます。

未成年者が中古車を購入した場合。車の名義はどうなる?変更の方法までまとめ

未成年者が中古車を購入した場合。車の名義はどうなる?変更の方法までまとめ

最初に結論から述べておくと、未成年者であっても車を購入することは、一定の制限付きながら可能です。

そこでまずは、初めて未成年者が車を買うにはどういった方法を取ればいいのかについて、ケースごとにまとめてみましょう。

現金での購入なら問題ない?

現金での購入なら問題ない?

まだ高校に通っている状態ではないかや、自主規制によって親の承諾書を取る、コンプライアンス面での対応をする業者がほとんどです。

ただし、免許をしっかりと持っていて、車庫証明など成人でも求められる書類に不備が無ければ、法律で未成年に車を売ってはいけない、という決まりはありませんので、審査が必要なローンを組まない、現金一括での購入の場合は、未成年であっても可能です

運転技術が未熟であることや金銭的問題で、現実的にはリーズナブルな中古車購入を視野に入れることがほとんどですが、学生時代に将来の車購入を目指して、アルバイトなどで資金を貯蓄しているケースでは、新車を購入することも不可能ではありません。

現金で未成年者が車を購入した場合の名義はどうなるの?

現金で未成年者が車を購入した場合の名義はどうなるの?

この質問にズバリお答えすると、現金購入のケースでは車の所有名義人に、未成年の立場でもしっかりなることが可能です。

ただし、陸運局に「財産」として登録しなければならない普通車の場合は、

  • 親権者の同意書(陸運局で取得可能)
  • 戸籍謄本(申請人及び親権者の表示されたもの)
  • 親権者の印鑑証明書(発行後3ヶ月以内)
  • 未成年者の印鑑証明書と委任状

を、提出する必要があります。

正直面倒ですので、特に思い入れが無い場合は両親にいずれかに所有者になってもらい、使用者を未成年者にした方が、手続きが手っ取り早いのでおすすめです。

未成年は車を一括購入じゃないと購入出来ないの?ローンで購入したい場合

未成年は車を一括購入じゃないと購入出来ないの?ローンで購入したい場合

一方、ローンでの購入となると、未成年だけで車を購入することは非常に難しくなり、金融機関もローンの保証対象を親権者にしますし、名義自体を親に設定することがほとんどですので、事実上未成年者がローンを個人で組んで、車を買うのは難しいでしょう。

特に、普通車の新車購入や、支払い総額が数百万円以上になる中古車の場合は、未成年者が単独でローンを組むことは、審査面からみてほぼ不可能と考えていいでしょう。

未成年でもローンで車を買う事は可能!未成年が車を購入する方法

未成年でもローンで車を買う事は可能!未成年が車を購入する方法

しかし、数十万円の中古車や新車でも比較的安価な軽自動車の場合は、全く不可能という訳ではないので、ここではその方法について解説いたします。

未成年がローン購入するには親権者の同意書が必要?例外もある?

未成年がローン購入するには親権者の同意書が必要?例外もある?

未成年者の申し込みにも応じ、審査の上用立ててくれるローン会社はあり、すでに就職して収入を得ており、購入する車の金額が安い時で親の承諾書を提出できれば、未成年でもローンで車を手に入れることができます。

そして、その際ローン会社は「必ず」親権者を連帯保証人にしますが、これはカーローンなどの契約の法的拘束力(※1)が未成年者にはなく、仮に貸し倒れても未成年者に対しては、残債の取り立てをすることができないためです。

なお、未成年者でも結婚し親の戸籍から外れた場合では、喫煙や飲酒などの例外を除き、民法上では「成人同等」とみなされます。(※2)

結婚に伴い、仕事や育児など車が不可欠となる可能性に対処するためで、結婚している未成年ならば親権者の同意なく、審査によりますが単独でローンを組み、車を買える可能性もあります。

※1・・・民法51条:未成年者が法定代理人の同意を得ないでした法律行為は、取り消すことができる。

※2・・・民法753条:20歳未満の者であっても、婚姻(結婚)をすることによって、成年に達したものとみなされる。

未成年が車を購入する場合のおすすめローンはなに?

未成年が車を購入する場合のおすすめローンはなに?

カーローンを提供しているところと言えば、メガバンクや地方銀行などといったところから、トヨタ・日産・ホンダなどといったディーラー系ローン会社、さらに各中古車販売店と提携している、アプラスやオリコといった信販会社などがあります。

一般的に、銀行・ディーラー系のカーローンの方が金利的にお得ですが、未成年名義での申し込みにそもそも応じない場合や、学生の立場では審査に通過しない可能性が高くなってきます。

また、高校を卒業して就職したとしても、銀行系は特に職歴が2年以上ないと審査通過が難しくなってくるため、必然的に「成人」にならないと利用しにくいと言えます。

ですので、未成年が車を購入する際は、「おすすめ」というか現実的に、信販系のカーローンを選択することが多くなってきます。

とはいっても、信販系のカーローンでも未成年者の申込みの場合、前述したとおり親権者を連帯保守人に据えるため、結局は親の力を借りることに変わりありません。

また、当然ながら車購入代金の総額、つまり借入申込額が増えるほど返済が大変になりますので、高額な車や普通車をローン購入する際には、「親名義」にして銀行系やディーラー系のローンを組み金利を抑えた方が良い、と当サイトでは考えています。

未成年が軽自動車を購入した場合、名義の登録方法

未成年が軽自動車を購入した場合、名義の登録方法

ここまで、未成年者による車購入時の「名義登録」について述べましたが、登録ではなく「届け出」となる軽自動車の場合は、それが現金であれローンであれ少々話が変わり、未成年であっても成人と特に違う書類などの提出もなく、「所有者名義人」になることができます。

また、ローン購入時に所有権留保が行われた場合、必然的に所有者がローン会社やディーラーになっているので、こちらの場合は普通車であったとしても、成人と同じ手続きを踏むことで「使用者」として、未成年でも車検証に記載されます。

未成年者が「名義」にこだわるメリットは薄い

未成年者が「名義」にこだわるメリットは薄い

いまだ学生であったり、就職していても親と同居している未成年の場合、車を購入する際名義をわざわざ未成年にしなくとも、「書類上」の名義は親にしてローンを組んでもらい、バイト代や給料からキチンと毎月返済していった方が、経済的メリットが大きいと考えています。

特に、自動車保険は基本的に車の所有者が被保険者となり、未成年が被保険者になると毎月の保険料がグンと上がってしまうため、親が加入している自動車保険の年齢制限を外して、それによって補償を得たほうが、ずっと安上りです。

ただ、未成年でも別居している場合は、親の自動車保険で補償を受けることができなくなりますが、それでも名義登録の手間やローンの組みやすさを考慮すると、わざわざ未成年者名義にするメリットは、購入した車を「2年以上」継続して乗る予定であればそれほどない、と考えられます。

未成年者でも車を売る事って出来るの?

未成年者でも車を売る事って出来るの?

上記までの手続きに沿って、未成年者が車をうまく購入できても、もしかしたら数年のうちに乗り換えたくなり、車を売りたいと考えることもあるでしょう。

しかし、未成年にすぐ車を売却することなんてできるのでしょうか。

結論から言えば、未成年者でも車を売ることは可能ですが、その車がローンで購入されていて、所有者が親権者になっているときは所有者の許可、つまり親の承諾を得ないと売却は不可能です。

一方、現金での購入でもローン購入でも、購入時「未成年」だった名義人が、売却時点で成人となっている場合は、一切制限なくどこにでも自由に車を売却できます。

とはいえ、名義が未成年者自身になっている場合は、買取業者の方針によりますが、それに応じる業者も少なからず存在します。

つまり、未成年者が「名義」にこだわるメリット言えば、「未成年の状態で車を売却しやすい」という、1点に絞られるかもしれません。

そしてそれは、中古車屋さんにでも買取専門店にでも、更には「ヤフオク」などのオークションサイトでも可能で、自分の好きな業者に売り渡し対価を得ることや、下取りに出すことができます。

未成年者が車を売る場合に必要な手続き

未成年者が車を売る場合に必要な手続き

未成年者でも、上記で述べたように車を売ることはできますが、成人の場合は求められない、いくつかの手続きを踏む必要があり、それは売却先や方法によって若干変わります。

中古車店や買取専門店に売る場合

中古車店や買取専門店に売る場合

ローン名義が親権者なら、署名と捺印をされた「承諾書」が無いと売却できません。

ただし、ローンを自分で組めたときや、現金一括で支払所有者が未成年者の場合は、承諾書なしで買取する業者もゼロではありません。

ただリスクを伴い、大きなお金が動くこともあるため、「未成年者の保護」という面で考えると、大人な判断とは言えませんし、有名どころや大手買取チェーンではたとえ名義人が本人となっていても、未成年の場合は、親権者の同意書を求めてくるのが一般的です。

それを無視して、問題なく未成年者から買取をしている業者は、正直言ってあまり信用しないほうがいいかもしれません。

名義が違う車を売る場合の査定と下取りの手続き方法.名義変更出来ない車は売却不可?

ヤフオクやメルカリなどを利用する場合

ヤフオクやメルカリなどを利用する場合

ここではヤフオクについて述べますが、出品つまり売却相手を探すのにかかる年齢制限は18歳です。

18歳と19歳、つまり未成年者は法定代理人の許可を得て出品する旨、規定に記されてはいますが、それを証明する書類などを提出することはありませんので、自己管理ということになります。

取引でトラブルが発生したり、キャンセルやブローカーまがいの業者なども出入りするので、こちらも未成年者保護の立場からはあまりその使用をすすめません。

購入時、その所有者を親にしておくなどしておくことで、未成年者が勝手にオークションで売ってしまうことを防げますので、親権者はそういった防御策を、今のネット社会では打っておかなくてはいけないのかもしれません。

未成年者が車を売るなら大手の一括査定会社が一番

未成年者が車を売るなら大手の一括査定会社が一番

ヤフオクやメルカリなどのネットオークションによる、個人間取引車を売るのは、あまりおススメできません。

特に初めて車を売ることになるであろう未成年ユーザーの場合は、足元を見られたり騙されたりするリスクが、複数回車の売却を経験したユーザーより大きいからです。

その点、親権者の同意書を入手する「ひと手間」はかかるものの、大手の一括査定サービスに加盟している買取業者であれば、その心配がありません。

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