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目次で車の事をチェック
ガリバーでビットコイン支払いが可能になったって本当?
近年、その普及スピードが急激に早まってきている仮想通貨の中でも最も知名度が高く、ユーザーが増えてきているのが、ビットコインです。
当サイトでは、中古車販売・買取の最大手であるガリバー(IDOM)が、いち早く中古車購入時ビットコインでの支払いに対応し始めた、という情報をキャッチしました。
それが事実なのかを確認したところ、
- 「リベラーラ」
・・・ガリバーの高級輸入中古車専門店
の全国24店舗において、年内にもビットコイン決済をスタートされる旨、日本経済新聞などのメディアが報じていたので、どうやら本当のようです。
そこで今回は、ビットコインでの支払いの概要を整理して、現金やローンでの支払いと何が違うのか、お得な点などはあるのかについて探り、当サイトなりに将来の展望予測を立てていきたいと思います。
車の購入をする時にいくらまで使用出来る?
現時点までの情報では、ガリバーグループのリベラーラにおいて、なんと1億円までの決済に対応をするようで、結果的に中古車であればどんな高級車種でも、そのほとんどがビットコインで購入可能、ということになります。
今のところ、リベラーラでの決済開始しか公式発表されてはいませんが、その運用がうまく進行すれば必然的に約550存在する他のガリバー店舗でも、ビットコイン決済が採用されてくると考えられます。
ビットコインで車を購入すると他の支払い方法や現金で購入するよりお得?
まず第一に、自動車購入時に最も用いられるマイカーローンと比較すると、一括購入となるビットコインの場合当然金利が発生しなので、お得に車を購入できることは言うまでもないでしょう。
次に、ビットコインなどといった仮想通貨は、高額決済の場合クレジットカードや電子マネーに比べ決済手数料が安いため、特にリベラーラに並んでいるような高額中古車を購入するユーザーにとっては、大変魅力的です。
一方、現金での支払いとの比較ですが、こちらについては仮想通貨だから現金より支払い方法としてお得になる、という要素はありません。
得をする可能性も損をする可能性もあるけれど…
ただし、仮想通貨であるビットコインとは、その「含み価値」が上・下降する株式やFXと同様に、多くの投資家・資産家が投資対象にしている、形のないバーチャル世界での「価値変動制通貨」です。
そのため、支払った時点の価値をわずか数日で上回ったり、下回ったりする可能性があり、ケースバイケースで現金での購入より、得になる可能性はあります。
どういうことかといえば、執筆時点でのビットコイン1単位「1BTC」の価値は、6,000ドル(米ドル)前後であり、日本円に換算すると60万円ほどになっていますので、6,000万円の中古車は「100BTC」前後で購入可能です。
しかしこのビットコイン、スタートした2009年時点では全く無価値だったのが、2013年に一度1,100ドルまで上昇、2015年には220ドルにまで急落するなど、とにかく値動きが目まぐるしい。
この激しい乱高下は何も年単位の話ではなく、今年度中を見ても9月初旬50万円まで順調に値上がりしていたのが一転、2週間後には30万円台まで暴落。
その後、1ヶ月程度で現時点の60万円台までV字回復したように、とにかく一時として安定していません。
仮に今の時点でビットコインで車を購入し、その後仮に暴落して1BTCが30万円程度になってしまったとしたら、買い手からすればビットコインの価値が高いうちに、お得に車が買えたことになります。
ですが現実問題、暴落したビットコインの行く末の方が心配で、お得に車が買えた所の話ではないでしょう。
反対に値上がりを続けた場合では、
「もう少し待てば、お特にビットコインで買えたのに・・・。」
という、後悔の念が出てきてしまう可能性もあります。
ただし、車購入後のビットコインの値上がりは、ユーザーにとってみればうれしい現実であり、その後悔も杞憂でしかないケースも出てきます。
つまり、ビットコインで車を購入する事での損得勘定は、ユーザーの保有するビットコインの量と、値動き次第ということになってきます。
唯一、大きな金額を紙幣として持ち運ばなくていいという、セキュリティ面でのメリットはありますが、正直言ってガリバーならビットコインで車が買える、という理由だけでビットコインを始める意味はないでしょう。
車にも仮想通貨が使える新時代に突入。いずれは他の車の買取業者もビットコインが使えるようになるかもしれない
ビットコインに代表される仮想通貨の価値は、株式がその企業の業績によって価値が変化するのと異なり、
「どれだけ認識され、市場でたくさん流通しているか。」
の一点で左右されます。
ビットコインの価値変動が激しいわけは、まだまだ利用ユーザーが少なく、市場が成熟していないことが大きな要因です。
ですので先ほど、ガリバーで利用できるからといって、ビットコインをわざわざ始める意味はないと言いましたが、これはあくまで現時点での話。
ビットコインが持っている可能性、つまり将来的な展望を加えると、少々事情が変わってきます。
これまでビットコインは、その存在を知っていてユーザーが参入・所持していても、利用できる所が非常に乏しかったため供給過多に陥ることも多く、それに合わせ短期間で価値が暴落していました。
もちろん、
タッチモール
などといった、ビットコインでの決済可能なサイトも登場してはいましたが、Eコマース(電子商取引)媒体か、地方限定の小規模小売店のサイトがほとんどでした。
一方、全国に多くの店舗を構える小売りチェーンはあまり参入していませんでしたが、
- メガネスーパー
・・・2017年7月から、全店舗でドットコインでの決済サービスをスタート。
- ビックカメラ
・・・2017年4月から運用開始、同12月には従来の10万円から、3倍の30万円まで決済限度を引き上げ。
などといった具合いに、大手量販店チェーンが続々と、ビットコイン決済を採用して始めています。
この流れは止まりそうもなく、これはあくまで当サイトの独断となりますが、ビットコインの市場規模は増加の一途をたどり、その価値についても高い水準で安定してくると考えています。
そして、ガリバーを運営するIDOMが目を付けたのであれば、最大のライバルであるビッグモーターが導入を検討してくる可能性は非常に高く、そうなると3番手以降の大手中古車業者も、それに追随してくることが予想されます。
近い将来、中古車のプライス表示の中に、
「現在のビットコイン販売価格」
という文字が躍る日がやってくるのかもしれないと、今回のガリバーのビットコイン決済開始の一報を聞いて、当サイトでは期待も込めて予測を立てました。
仮想通貨やビットコインについては以下のサイトに詳しく書いてありましたので仮想通貨についてより詳しく知りたい方は以下からどうぞ
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