馬力がノーマルより高く、加速がいいターボ車はスポーツカーだけではなく、軽自動車にもあります。
一般的にどの車種であっても、ノーマルグレードよりターボ搭載グレードのほうが、その新車車体価格が割高になるのですが、手放す時この軽ターボ車の売却額も、しっかりと高くなるのでしょうか。

軽自動車のターボってどんな車?

ややこしい、メカニカルな説明をすると話がこんがらがるので、ものすごくシンプルに言うと、ターボというのは、

たくさん酸素を吸い込んで圧縮させ、ガソリンをノーマルよりたくさん燃やし、パワーを得る装置もしくはその機構一式。

であり、軽自動車にも搭載されている車種・グレードが存在します。
普通車の場合は、排気量が増えればおのずと燃焼室のボリュームが増えるので、排気量を増やすことで、馬力をアップさせることが可能です。
しかし軽自動車の場合、その排気量が現時点では660ccと決まっているので、酸素とガソリンをたくさん入れられる燃焼室に、大きくすることはできません。
そのため、ターボ機構が唯一といっていい馬力アップの手段であり、

急な上り坂
大人数の乗車や重い荷物を積んだ時
エアコンの使用時

等において、軽自動車にパワー不足を感じているユーザーからの支持を集めているのです。

昔はすごい車もあったんです

年齢がバレてしまいそうですが、筆者が若かりし頃の80年代後半から90年代初頭までは、時に普通乗用車を高速道路などで置き去りにする、

三菱 ミニカEH21A「弾丸」
スズキ アルトHA21S「ワークス」
ダイハツ ミラTR-XX「ミラタン」

などといった、「かっとび軽ターボ車」が存在していました。
普通スポーツカーとは比べ物にならない低価格と、維持費の安さに飛びついた当時の車好きは、自分でこれらをライトチューン。
サーキットだけでなく、公道でも愛車の速さを競う姿もあちこちで見られるほど、隆盛を極めていました。
しかし、車の数が増えたこともあって、若い世代の交通事故が激増、特に上記で紹介したような軽ターボ車種は、普通車よりずっと軽い車重もあって、事故の際重篤な被害が出ることもしばしば。
そんな情勢に待ったをかけるべく、各メーカーはその馬力の上限を62馬力とする自主規制を開始、現在までそれは守られています。
これにより、軽ターボ車に熱い視線を送っていた若い世代は一気に離れ、軽自動車に搭載されるターボはその速さを求めるものではなく、あくまで不足しがちのパワーを補助するという、立ち位置に変化する事になります。

軽自動車の売却価格って高いの?

さてここからが本題、軽のターボ車の買取情勢はいったいどうなのかですが、結論から言うとあまり望ましい結果を得ることは通常難しい、というのが筆者の意見です。

ターボ車の方が中古市場で高く販売されている!

買取査定額自体の話をしておくと、確かにノンターボよりターボ搭載グレードの方が、幾分高めに設定されます。
実例を挙げるとすれば、今現在新車としても中古車としても、売れに売れているホンダ自動車のN-BOX。
こちらの2012年式、走行距離4万kmテオ度のノンターボとターボとの中古車販売価格相場を見ると、ノンターボが90?95万円程度なのに対し、ターボのそれはもちろん追加装備の影響もありますが、100?108万円程度と10?15万円高く推移。
これから推測するに、最大で8万円ほどはターボ車に高い査定が付く可能性はあります。

メンテなどにかかる費用ほどの反映は望めない!

しかし、ターボ車はそうでないものより、

1. 燃料を多く使うため燃費が悪い
2. オイル管理をまめにする必要がある
3. ターボ機構の故障に伴う修理費が発生する

などといった点で、その管理にコストがかさむことがあります。
まず1に関してですが、多くの酸素を送り込み圧縮するターボでは、その増加分見合ったガソリンを追加で必要とするため、実燃費でいえば車種にもよりますが3?4km/L程度低くなってしまいます。
軽自動車にとって、この燃費の良し悪しは大きなユーザー関心事で、売れている車はこの燃費がいい車種。
長距離の高速道路通勤をするケースや、レジャーのみの使用でその加速を楽しむ方以外ではどうしても需要が伸びにくく、併せて期待していたほどの査定アップが受けられないことがあります。
続いて2番、オイル交換はお金と時間がかかるので、ついつい間延びになってしまうこともありますが、大きな負荷がエンジンにかかるターボ車では、これを怠ると故障に繋がりやすい。
もともと、普通車より剛性の低い軽自動車の場合はそれが顕著で、買取査定の際オイル管理を怠っていることはプロの査定士は見破るため、大きな査定ダウンにつながることもあります。
最後の3番については、言ってしまえばターボはノーマルにはない機構がいくつもついている状態であり、それに不具合が出ればノーマル車では発生しない余計な経費が掛かってくるのです。
つまり、

「新車価格の差+増加分のガソリン代+オイル交換費用+万が一の故障によるコスト」

が買取査定額の差を上回らないと、実質的にユーザーは得をしない、ということになってくるわけです。

軽自動車にターボは必要なのか?

軽自動車のターボは、人間でいえば筋肉量に当たる排気量の増加を伴わないものなので、言ってみればドーピングをして、無理やりパワーを得ているような状態。
最近の車種では改良が進み、そこまで顕著ではなくなりましたがオイル管理の必要性も併せて、しっかりとしたメンテナンスをしないと、その寿命が短くなる傾向もあります。
また古い軽自動車は、フル乗員でエアコンを付け坂道を登ると青色吐息でしたが、現在の軽自動車は結構難なく、そんな状況でも元気に走ってくれます。
ちなみに、先程中古車相場の差を見てみたN-BOXの場合、自主規制で64馬力になっているターボの馬力と比較して、ノンターボのそれは58馬力もあるため差はたったの6馬力、はっきり言ってターボの存在感は薄れてしまいます。
ですので、軽のターボ車を購入するときは売却時の査定額やその寿命、さらに維持管理との費用バランスをいったんよく考えて、それでも必要性を感じたときに購入することを、当サイトとしてはおすすめします。


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