遺産相続で車を手に入れた場合、どうしたらよいのでしょうか。
「故人から車を相続したけど必要ない」という方必見、車の相続と名義変更・売却方法をご紹介します。

遺産相続

車を「もらう」だけではダメ!?

個人の財産分与で車を相続した場合、問題が山積みです。
例えば名義が誰なのか、ローンは終わっているのか、自賠責保険料はだれが払うのか、車検をそのまま通せるのか…気になることが多々あります。
車の持ち主は亡くなっているし各種手続きはどうしたらいいのかと頭を抱えてしまいますよね。
実は、車の相続は「車をもらう」だけではいけないのです。
次の項目から取るべき手続きをご紹介します。

相続の前に車を売りたい人は以下をご確認下さい。

車の一括査定については以下からご覧ください

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車はタダでもらえない?相続税がかかります

故人から車を相続する場合「相続税」を支払わなければいけない可能性があります。
国税庁公式ホームページでは以下のように説明されています。

一般動産の価額は、原則として、売買実例価額、精通者意見価格等を参酌して評価する。ただし、売買実例価額、精通者意見価格等が明らかでない動産については、その動産と同種及び同規格の新品の課税時期における小売価額から、その動産の製造の時から課税時期までの期間(その期間に1年未満の端数があるときは、その端数は1年とする。)の償却費の額の合計額又は減価の額を控除した金額によって評価する。(昭41直資3-19・平20課評2-5外改正)

国税庁ホームページ – 第6章 動産 – 第1節 一般動産より抜粋
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/sisan/hyoka/06/01.htm

噛み砕いてご説明すると「車も課税対象であり、いくら払うかは査定を受けて車の価格を調べるか、減価償却費で調べる」という事ですね。

しかし、誰もが相続税を支払わなければいけないかというと、それは「NO」です。
相続税は課税対象に指定される遺産総額が「基礎控除額(3000万円+600万円×法定相続人数)」を上回った場合のみ支払う必要があります。
つまり、遺産総額が基礎控除額以下の場合、相続税を支払わなくてよいという事になります。

名義変更に必要な書類は?

車を相続するためには名義変更が必要です。
名義変更にも2つのパターンがあり、それぞれ必要な書類も異なります。

・パターン1「相続人がひとりの場合」
遺産の相続人がひとりの場合、一般的な名義変更を運輸局にて行います。
2人家族で夫が亡くなり妻が相続するというケースはこの方法で名義変更が可能です。

用意すべき書類は以下の通りです。
・戸籍(除籍)謄本
「故人死亡」の記載、相続人の記載があるものを用意します。
発行から3か月以内の戸籍(除籍)謄本が有効です。

・印鑑証明書
故人の印鑑証明書ではなく相続人の印鑑証明書を用意します。
戸籍謄本と同じく3か月以内に発行された印鑑証明書が有効です。

・自動車検査証(車検証)
車検証を紛失した場合、まずは運輸支局で再発行手続きを行ってくださいね。

・車庫証明書
故人と同じ住所で車を利用する場合、車庫証明を新たに取り直す必要はありません。
別の住所で車を利用する場合、1か月以内に取得した車庫証明書を用意しましょう。

・委任状
委任状へ相続人の実印を押印します。
委任状は国土交通省ホームページからダウンロード可能です。
A4サイズの用紙に印刷して利用するよう注意しましょう。

国土交通省 ◆各種様式 – 委任状
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000033.html
・パターン2「相続人が複数名の場合」
遺産の相続人が複数名いた場合、故人の車は相続人同士で共有する形となります。
4人家族で父が亡くなった場合、相続人は母と子ふたりの3名という事ですね。
父の車は母・子ふたりの共有財産となるため、母がひとりで相続したいと考えるならば、まずは母へ名義変更が必要なのです。
この場合、必要な書類は「相続人がひとりの場合」でお伝えした書類のほか、以下の書類を用意しなければいけません。

・戸籍(除籍)謄本
相続人が複数名の場合「故人死亡」の記載に加え、相続人全員の記載のある謄本、もしくは相続人全員の戸籍(除籍)謄本が必要です。

・遺産分割協議書
遺産分割協議書へ相続人全員の実印を押印します。
遺産分割協議書は国土交通省のホームページからダウンロード可能です。
A4サイズの用紙に印刷して利用するよう注意しましょう。

国土交通省 ◆各種様式 – 遺産分割協議書
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000033.html

車の名義変更の流れ

上記の書類を揃えたら運輸支局にて名義変更を行います。

・申請書の購入

運輸支局の窓口にて名義変更に必要な各種申請書を購入または受け取ります。
必ず記入見本が用意されているため、焦らず正確に記入しましょう。

・手数料の支払い
手数料納付書に貼付するための印紙を購入します。
ここまでおおよそ1000円かからずに手続き可能です。

・書類の提出
全ての書類が容易で来たら窓口に提出し、名義変更完了です。

名義変更そのものはそこまで難しくありません。

しかし、必要な書類を集めるまでが大変です。
名義変更の当日慌てないよう、事前に必要書類をしっかり集めておくことが重要です。

相続したけど乗らない車はどうしたらいいの?手放した方がお得?

車を相続したものの必要ない場合、早々に手放すほうがオトクです。
なぜならば、車を手元に置いておくだけで自動車税を支払わなくてはいけないからです。
さらに、2年に1度の車検で10万円程度を支払う必要もあります。
これらを考えると、必要ない車は売却するのが最善の方法なのです。
相続した車を高く売るならば「一括査定」をぜひ利用してみましょう。
最後に、1つだけ注意点があります。
相続した車を売却する際、車の名義がご自分になっていることをしっかり確認してくださいね。

車の一括査定については以下からご覧ください

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相続した車を売ってみた体験談

旦那さんを亡くした松浪さんが車を相続し、旦那さんと交わした生前の約束通りに車を売却したお話をご紹介します。

 

大阪府に住む松浪さんご夫婦は60台後半、子供をもうけず二人暮らしです。
数年前、かねてから旦那さんが欲しがっていたトヨタ・アクア(グレード:G“G’s”/2014年式/4992km)を購入し、金剛山や五月山ドライブウェイでドライブデートを楽しんでいました。
しかしある日、旦那さんが風邪から肺炎を患い入院してしまったのです。
入院中、旦那さんは「俺が死んだら車を売って生活の足しにしてくれ、約束だぞ」と奥さんによく話していました。
ほどなくして旦那さんは容態が急変し、奥さんを置いて旅立ってしまいました。

ばたばたと葬儀が終わり、奥さんが遺品の整理をしていたとき、ふと旦那さんと交わした約束を思い出したのです。
子供のいない松浪さんは甥に相談し「車が売れたらお小遣いをあげる」という約束で甥にすべてを委ねました。
翌日、松浪さんは必要書類を準備した甥に連れられ運輸支局へと向かっていました。
「ここはこう、ここはこう」と甥に教えてもらいながら、あっという間に免許を持たない松浪さんはアクアのオーナーになったのです。
そして2日後にはアクアの査定に3社が訪問、一発入札方式と甥の交渉術も助け【190万円】という高額査定を引き出すことに成功し、あっという間にアクアは引き上げられていきました。
こうして旦那さんとの思い出とお別れした松浪さんは、旦那さんのお仏壇に向かって約束を果たしたことを報告したそうです。

まとめ

車の相続手続とその流れについてご紹介しました。
運輸支局は土日年末年始は休業のため「休みの日にゆっくり名義変更しよう」と考えている方は注意してくださいね。
乗る予定のない車は、名義変更が済んだら価値が下がらないうちに一括査定で高く売却することをオススメします。


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