中古車を購入するときは、その年式と走行距離を真っ先にチェックしますが、実際のところ中古車の価格と走行距離にはどのような因果関係があるのでしょう。

中古車を購入する時、走行距離は値段に関係する?

・はい!大いに関係します!

イの一番に査定でチェックする項目でありその車体のエンジンや足回りの状態を左右する重要な要素が走行距離で、基本的には同じ年式・車種・グレード・カラーリングであっても、それが少なければ少ないほど車体販売価格は上がっていきます。
そしてそれは、普段の足として使用する軽自動車や休日のレジャーに利用することの多いワンボック車、エコカーなどになると顕著になり、走行距離の伸びやすい長距離通勤用の普通セダンや車種自体の希少価値が高い車、商用車になると緩めに推移します。

・走行距離が長いとどんなデメリットがある?

走行距離が長いということはそれだけ街中を駆け回ったということが素人の目でも一発でわかりますが、それにより

エンジン内部の金属疲労
ATの不具合
サスペンションの劣化や、ブレーキ系統の故障
頻繁な人員の乗降による室内シートなどの痛み

などが発生していることが予測でき、これが原因でその販売価格が安く設定されています。

・具体例をいくつか

分かりやすくするために、走行距離による値動きをリセールバリューを決める1つの基準である3年3万km時点の車体価格を、走行距離の影響を受けやすい車種で見てみると、

トヨタ プリウス1,8L・・・中古車体価格110?120万円
トヨタ ヴォクシー2,0煌Z・・・中古車体価格185?210万円
ダイハツ タント・・・中古車体価格100?115万円

などと軒並み高値で販売されています。
一方、これを全く同じ3年目ですが走行距離が9万kmに達している車体に変えると、

トヨタ プリウス1,8L・・・中古車体価格60?75万円
トヨタ ヴォクシー2,0煌Z・・・中古車体価格95?125万円
ダイハツ タント・・・中古車体価格70?80万円

となり、カラーリングや装備などで変わりますが、どれも30万円以上のマイナスとその値下げ幅が非常に大きいことがよくわかっていただけるはずです。
また、3年目という非常に早い段階でもこれだけの販売価格差が生じますが、5年目、7年目と走行距離が及ぼす影響が上がっていくにつれ、この下げ幅はより激しいものになっていきます。

走行距離で注意するポイント

・まず誤解を解かねばなりません

車種のタイプによって差の大小はあっても、走行距離がここまで中古車販売価格に大きく影響する原因には、買い手と売り手の大きな認識の違いが横たわっています。
というのも、実は走行距離が少々多くても今の国産車は元気にその後も走ってくれるだけの耐久性を持っていて、事実国内では人気がなくそっぽを向かれ販売価格も非常に安い過走行車も、車種によっては海外に飛び出して数十万kmを超えるまで現役で活躍しています。
また、以前は10万kmで交換をすべきといわれ、その交換費用が非常に高価なためこの走行距離による販売価格の低下につながっていたタイミングベルト。
多くのユーザーさんが走行距離を気にする大きな要因となっていたこれも、現在は交換の必要がない金属製のチェーンやより長寿命になったゴムベルトを装着した車種が増えたため、そこまで10万kmを意識する必要はなくなっています。
むしろ、走行距離の長さより経年による不具合を気にしたほうがいいのですが、銅も国内では年式が古くなったことよりも、まだまだこの走行距離の少なさを中古車購入の最大ポイントに据えている方が多い。
また、査定を進めていくと足回りやエンジンに故障とまではいきませんが、その管理の悪さから走行距離の少なさ割に、大きなトラブルの種を持っている車体をたまに見かけます。
しかし、それを見抜けるのはプロだけで、一般ユーザーは「走行距離が少ない=いい中古車」と判断することがほとんど。
なので、わざわざ販売価格をその不具合の種に合わせて下げなくても、売れてしまうという現実があります。

・年式によっては 追加提案します→(短い)走行距離がデメリットになる事も?

トラブルを起こす可能性がリスクがあり販売価格が下がるのは、通常年式にそぐわないほどの距離を走っている、上記で具体的にその販売相場を紹介したような過走行車です。
しかし、10年・15年を経過しているのにもかかわらずその走行距離が極端に少ない車は、前の項で触れた「不具合の種」を抱えている可能性があります。
なぜなら、自動車は動き続けていることを前提に開発・設計・製造されているので、このような車体は何らかの理由で動いていなかった期間が長期にわたっている事が考えられ、それが大きなデメリットにつながることもあります。

・動いていないことで起こること

まずガソリン車の場合、エンジンが駆動して車が走ることでオルタネーターを始めとした発電系統が電気を産み、それがバッテリーの備蓄されますが、この発電系統が長く動いていないとそれらに不具合が発生することがあります。
そしてこれは、複雑な電気系統を持つハイブリット車にはより大きなトラブルの元となる場合があります。
さらに、人間でも長い時間同じ姿勢で過ごしていると肩こりや腰痛、関節の痛みなどを覚えることがありますが自動車も同様。
本来稼働し続けるべき機構が固着したり、錆びることで起こるその走行距離では本来交換する必要のない消耗パーツの痛みや、足回り故障の原因などが発生しているケースもあります。

・動いていない理由も重要

年式が古くても、いつも乗られていて単純にその移動距離が非常に短く、動いていないわけではないけど走行が短い車体は、これまで触れた「不具合の種」が発生しにくいので問題ありませんが、それをしっかり確認できる方法が実際のところほぼないのが現実です。
しかし、走行距離が少なく動いていないのには、単に移動距離が短かった以外にもその理由もあり、それによる悪影響の方が心配です。
というのが、修復歴を記載しなくてもいい車体骨格に至るまでの事故ではなくとも、例えば新車で購入して間もなく大きめの事故をして、その車を買取などで引き取ってもらったとしましょう。
車体のあちこちに傷やへこみができたそういう車体は、車、板金に手間と時間がかかるため長年放置されたり、売り物になりにくく幾度となく業者間を行き来する、「長期休眠車」になってしまうことがあります。
こういった車をオークションで安く落札し、板金塗装して売り物にするケースがあり、この場合事実上、年式の割に走っていない車体ということになります。
修復歴を明記する必要がなく、板金塗装の跡を素人が判別することのできないこの車は、売り出しのポップに「低走行車」「お手頃目玉車」などと売り文句をつけられ、同年式の過走行車よりグンと高い値段で販売されることに。
つまり、あまりに走っていない車体が相場より安めで売り出されている場合は、この訳ありの「長期休眠車」である可能性も、少しは疑わなければならないということです。

・どのくらいの走行距離の中古車を購入すればいい?ちょうどいい目安

走りすぎていない車体にもデメリットの可能性があるならば、一体どの程度の走行距離の車が「適切」だと考えるべきなのでしょうか。
販売価格を大きく左右する分岐点は1年1万kmとされていて、7?8千km辺りは非常に販売価格も高い好条件車、年間1万5千kmを超えたあたりからその販売価格は大きく下落し始め、1年に3万km以上走っている車体は、「過走行車」としてかなりリーズナブルな値段で販売されています。

走行距離が長い中古車は格安なの?

結論として最後に言えることは、軽自動車とハイブリット車を除く国産車種に関しては、選択には慎重を期す必要がありますが、販売価格が安い過走行車でも、しっかりとしたメンテナンスが行われていたことを条件に、その購入でも長く元気に走ってくれる「格安中古車」としておすすめできると考えます。
また、走行距離が少ないから「これにしよう!」という判断も、低年式になればなるほどいったんゆっくり車体の細部を確認し、走行が少ないという一点だけで購入を即断するのはやめておくように心がけるとよいでしょう。


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