日本だけでなく世界戦略も視野に淹れているトヨタが、老若男女誰でも使いやすい車として発表、スマッシュヒットとなったのが今回紹介するポルテ。
果たしてこのポルテにはどんなポテンシャルが秘められていて、中古車市場ではどう評価・査定されているのでしょうか。

ポルテとは?

・ユニバーサルデザイン採用車種

国籍や文化、時に体の障害などに関わらず使いやすく商品をデザインすることを、ユニバーサルデザインと呼びますが、

1、公平な利用
2、柔軟性
3、用途の明瞭化
4、認知できる情報性の高さ
5、失敗に対する許容性
6、身体的負担の軽減
7、サイズと空間の確保

というのがその7原則。
ポルテは、それを実現した3ドアトールワゴン普通車として、2004年7月24日にこの世に初登場。
発売開始当初の月間販売目標は4,000台と、トヨタとしては弱気の設定でしたが、ふたを開ければ4倍近くの実績記録します。
特に、

助手席リフトアップ・・・助手席が電動で回転し、車外にリフトダウンする。
サイドアクセス・・・車いすに乗ったまま助手席側から電動で乗降できる、当時世界初。
専用パワーステアリング・・・通常のものより、ハンドル操作にかかる力を大幅に削減したステアリング機構

という、3タイプが用意された福祉車両「ウェルキャブ」は、ユニバーサルデザイン車種としての本領を発揮。
後々、ポルテの代名詞となる助手席側の大開口スライドドアや、脚力などが弱くても乗り込みやすい低フロアが功を奏し、その乗降性と使い勝手の良さから多くの福祉施設がこぞって採用しました。

・家族連れに大うけした2代目

その後もユニバーサルデザイン車としてさまざまな改良が加えられましたが、8年のロングラン生産をもって初代はお役御免。
2012年に登場した現行の2台目は、コンパクトカーのニーズの高まりという当時の世相も加わって福祉車両としてだけでなく、ファミリー向けの「プチバン」の顔も持ち合わせていました。
初代ポルテの大開口スライドドアと、低重心ボディーはそのまま踏襲しましたが、以前は運転席側助手席側それぞれ1つずつ、後部を含め3ドア設定だった所を運転席側後部にもヒンジドアをつけ4ドア化しました。
2WDでは室内を間然フラットに改良したため、複数の乗員がいる場合の乗降性と居住性が格段にアップ。
更に収納スペースや買い物袋フック、運転席アッパートレーの追加など大人数がドライブに使用したり子供連れの主婦の使い勝手の良さを意識、助手席側のピラーに子供の身長が図れる目盛りがついている憎い演出までなされています。

ポルテを売る前に確認すべき相場

・ファミリーカーの人気は根強い!

やや精悍な顔つきが特徴の姉妹車種、スペイド(トヨタネッツ扱い)がどこか男性的なのに対して、ポルテはいたって柔らかい軽やかなイメージのデザイン。
上記で紹介した室内空間の広さや利便性の高さで、とにかくファミリー層にそのニーズが集まっている車種です。
2012年7月の発売開始ですので、2017年7月以降では2度目の車検を終えた出物が大幅に出てくるはず。
ですが、執筆時の2017年6月現在そのファミリーカーという、性質上長く乗り継いでいるケースも多く、現行の2代目に関しては商品数が多くないのが現状です。
スタンダードなグレードの「F」の場合、5年落ちちょっと手前で適度な走行距離の4万kmほど、事故歴もない見た目もそれなりにキレイな車体なら、車体価格だけで100万円をまず下回らないで中古販売。
ですので今現在では50~55万円あたりはキープできるのではないか、と推測しますが5年落ちが市場に登場してきだすと、その買取査定素相場はダウンしてくるでしょう。
一方、姉妹車種スペイドは同条件で販売されている価格帯を見ると、ポルテより10万円程度販売されている傾向にあります。
同じプラットホームを使ってる車種の場合、基本的にはスポーツカーのように年齢層やターゲットが狭い車種より、万人受けするファミリーカーの方が買取相場も販売価格も高いのが定説です。
また、マイナーチェンジして燃費性能などが大幅に上がった2015年式以降の人気は高く、新車時の価格が180万円ほどなのに対し、2年落ちでも状態のいいものなら150万円近くするので買取相場も100万円近くと高め。
とは言っても、2年目はまだ車検も1年残っていますし、特別な理由でもない限り乗り継ぐことになるでしょから、一応参考までに触れておきます。

・ルーミーの登場が痛い!

トヨタ唯一のトールワゴンとして根強い人気を誇ってきたポルテですが、2016年11月、同社が満を持して販売介したルーミーの存在が、その買取相場を下げる可能性もあります。
まだまだ登場して間もなく、中古車市場での評価ははっきりと出来ませんが、その新車価格はトヨタ店のエントリーモデルとして、それまでその座についていたポンテよりかない安めの設定。
購入しやすく既にその販売実績も好調、兄弟車種のトールやタンクそれにライバルであるスズキのソリオとともに、時代の寵児となる可能性を秘めた車種なので、ポルテの売却を考えている方は、ひょっとしたらその時期を少し早めたほうがいいのかもしれません。

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