プリウスの牙城を崩して一時全車種中トップの売り上げを記録したタント。
今回はそんなタントが頂点に立つまでの経緯やその魅力、さらに買取価格相場や高く売り抜くポイントなどについて説明してまいります。

タントってどんな車?

ダイハツタントがこの世に姿を現したのは、軽ミニバン戦線が苛烈を極めていた2003年のこと。
同社ではその戦線の主力車種としてムーブを1995年から投入していましたが、スズキのワゴンRに若干押され気味。
そこに両車種を大きく上回る2mの室内長と、ムーブ・ワゴンンRが限界であると業界内でみられていた全高もムーブのそれより10cm高くして抜群の室内空間を保持していたタントは、たちまちダイハツとスズキの軽自動車ウォーズに乱入してきました。

初代はスポーティーモデルで若い男性層の支持を集めたカスタムとともに好調な売れ行きを見せ、続く2代目も主要なターゲットである主婦層を意識したフェミニンな雰囲気のデザインに変更され、軽自動車初の「ミラクルオープンドア」を助手席側の全社で採用。
後部座席のスライドドアと90度に開く前部ドアを開放するとピラーレスであるため助手席側からの人員の乗り降りや荷物の積み下ろしがスムーズで、抜群にしやすくなったこの装備によって家族そろってのお出かけに車を使うファミリー層やベビーカーを使う小さなお子様をお持ちの主婦たちに高評価を受けます。

対抗するスズキはこのタントの勢いについていけず2008年にかなり遅れてパレットを投入しますが歯が立たずじまい、タントは「軽ハイトールワゴン」という1ジャンルを築き上げそのちゅてんに君臨することになりますがますが、圧巻は2013年に登場した3代目タントでしょう。
これまでも支持されていたミラクルオープンドアをスライド幅を延長する事でさらに使い勝手がいいように改良、さらにこれまではヒンジ式だった運転席側後部ドアもスライド式に、一部のグレードではそれを電動のパワースライドドアを装備しました。

さらに利便性だけでなく、当時自動車所得税は4割、重量税は2割の減税が適応されていた平成27年度燃費基準+20%をターボ車や4WDを含む全グレードで達成。

加えて衝突被害を軽減するブレーキシステム通称「スマアシ」を全車通常装備するなど経済面・安全面といったユーザーのかゆいところに手が届く改良がその後も数度にわたり施されたこの3代目タントは爆発的に売れていきます。
そしてついに2014年、カスタム・派生のエグゼを含めたタントファミリーは総計で23万台を超える年間販売台数を記録しダイハツ、いや軽自動車として初めて全車種通しての王座に立ちました。

タントの買取相場

すごい勢いで売れた3代目タントも2017年で4年目を迎え、そろそろ中古車市場でもその姿を多く見かけるようになってきました。
現行は2016年11年にマイナーチェンジされたばかりなのでちょっとその買取相場を上げるのは困難です。

マイナーチェンジ前の2013年モデルで最初の車検を迎えた3年目のグレードは最安グレードのL、基準である3万km程度を走行した人気カラーの1つである、パールマイカの車体販売価格が100万円~110万円あたり。

これから想像するに同グレードで同程度であるなら、オークションでの落札相場は65~75万円、すると買取業者が提示してくる査定相場は利益と経費を確保するために20万円程度差し引くため45万円~55万円という所でしょうか。

通常クルマはグレードが上がれば買取価格が大きく上がるのですが、このタントは安いグレードでもその持ち味である車内空間の広さなどが変わるわけではないので、最高ランクのカスタムシリーズを除けば、その差が比較的少ないのが特徴です。

タントの車を高く売るテクニック

タントは新車人気はもちろんですが中古市場での人気も非常に高い車種なのでどの業者もこぞって買い取りたがる車種です。
そのため度の買取業者も高い査定を出してきますが、オークションに買取した車を転売するスタイルを取る業者(USS傘下のラビットなど)の場合は上記で紹介した買取相場の幅を大きく超えることも、反対に下回ることもないでしょう。
そして、ガリバー(ガリバーアウトレット)やビックモーターなど買取だけでなく自社で大きな販売ブースを展開している直販も盛んに行っている業者では、飛ぶように売れるタントを在庫として確保するためにオークション落札相場を基準とした査定よりも高い査定額を提示してくる可能性も多くなります。
これは人気車が持つ大きな特徴であり、やっと初回車検を迎え中古の出物を心待ちにしているユーザーがたくさんいる今が、この2013年モデルのタントを売る良いタイミングになっています。
また、既に10年選手がほとんどの2007年が最終モデルの初代はともかく、2010年にマイナーチェンジされた2代目の後期であれば、今なお中古車市場で大きな需要のあるモデル。

ですので、こちらも走行距離などの条件が整っていればそれなりに高い買取価格を維持していますが、3代目も含めてお子様などが乗っていたことの多い車種がこのタント。

その魅力である室内空間の痛みが激しいと、その査定額がグンと下がってしまうので、お子様をお持ちの方はまめに車内清掃をしたり大きく開くドアを駐車場の壁に度々度ぶつけないことや、荷物の積み下ろしの際にステップなどを傷つけてしまわないよう心がけることで、もともと高いリセールバリューをよりアップさせることに繋がります。

タントの最新モデルをご紹介

現行の最新モデルは2015年にマイナーチェンジされた3代目の後期をさらに改良した2016年モデルで、ライバルであるN-BOXに奪われてしまった軽自動車NO,1の座を奪い返すための工夫が随所にちりばめられています。

まず、タントはもともと汚れが付きにくく破れにくかったフルファブリック(布製)シートに撥水加工を施しよりお子様が少々汚しても簡単にきれいにできるようになったうえ、操作性と視認性を高めるためにエアコンやオーディオのスイッチを集めたシャインブラックカラーのセンタークラスターを標準装備。(センタークラスターは「L」、「Lスマアシ2」を除く)

また、カスタムも大型のエアロバンパーやグリルやバックドアのメッキ加工などその外見を大きく変え、精悍ないで立ちからN-BOXカスタムに向かいかけている若い世代のターゲット層の心を揺さぶる仕上がりに。
安全性能「スマアシ」搭載車も2015年時点で大きく改良された「スマアシ2」を経て「スマアシ3」となり、

1、衝突回避支援ブレーキシステムの作動車速域・・・50km/h→80km/hにアップ

2、衝突警報機能の作動速度差・・・60km/h→100km/h

3、ダイハツ車初のオートハイビーム機能と左右後方の障害物の接近を知らせるコーナーセンサーの標準装備

などなど、多岐にわたるさらなる安全走行サポート機能の改良が施されています。


車が高く売れる!車の一括査定はこちら

中古車の一括査定で買取額が150万→170万円の大台に!!!

最大10社に見積もりし、もっとも高い買取業者を自動的に選別します。
たった5分で完了し、20万円以上したい方は無料査定をどうぞ
車の査定を何処にもってけばいいのか分からない人には一括査定がおススメです。
>>簡単5分の無料一括査定はこちらです<<
518x70